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ニキビ跡の赤みが残る治し方と、自然な肌色に回復できる方法の違い


  • 皮膚科で「ニキビは治っても赤い跡は治らない」といわれた
  • イオン導入しているけど赤みが消えません
  • AHAのピーリング石鹸で赤みとつっぱりが悪化
  • お金をかけてレーザーに通ったのに、赤みが残りました

赤みが気になると顔も気持ちもうつむきがち。恋愛にも積極的になれません。早くキレイに回復して、ニキビに悩まなくなるにはどうすればいいのでしょうか?

ニキビが赤みを帯びるプロセス

好脂性・嫌気性(皮脂が好き・酸素が嫌い)のニキビ菌(C.acnes)は、「皮脂が多く・酸素が遮断」されるニキビ内では増加します。

ニキビ菌は刺激となる遊離脂肪酸を産生する細菌性リパーゼ、炎症をおこすプロテアーゼ、ヒアルロニダーゼといった酵素を産生し、毛穴の周囲に炎症がおきます。

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またニキビ周囲に好中球という白血球が集まり、侵入した細菌・真菌等の異物を貪食・殺菌・分解・消化します。この時に赤み・化膿になります。
(参照:ニキビの化膿について

またニキビに集まった好中球が、ニキビ菌を食べる時、活性酸素が作られ周囲の組織を傷つけます。これも赤みの一因です。

ニキビ跡の赤みリスクを高めかねない、避けるべき治療法

このようなプロセスでニキビは赤みを帯び、同時に周りの組織を破壊します。その結果、ニキビが収束した後も、その周囲は傷跡のような状態になります。

この部分の赤みがしばらく続くこと自体は、侵入する異物から傷跡を守るために必要なプロセスです。そしてこの期間を経ることで、傷ついた組織を再生することができます。

しかし、肌の表面の角質層は、わずか0.02ミリの極めて薄いバリアです。

本来なら、正常な角質層を形成し、その表面を弱酸性の皮脂膜がおおい、肌は正常な状態を維持します。

逆に、このバリアを正常に形成できていない肌は、刺激を受けやすく、有害な細菌の増殖がおきやすい状況です。

(参照:ニキビ跡は傷跡

また、それだけではなく、角質層・皮脂膜のバリア構造を正常に作れない肌は、刺激に対して様々な反応をおこします。これはバリアが弱ければ弱いほど、強く早く反応をおこしますし、長期的にバリアが弱ければ、長期的に反応をおこします。

その結果、このような肌では、通常よりも赤みが続き、傷の治癒が次のプロセスにスムーズに移行せず、赤みが治まっても色素沈着の跡が残りやすくなります。(参考:ニキビ跡の色素沈着を、清潔感のあるスッピン肌に変えるには?

特にこのような肌では、肌への刺激は悪化要因です。レーザーやピーリングなど刺激になるようなニキビ治療やニキビケアのリスクは避けるべきです。(参照:ニキビ半減でも95%がニキビ跡になる米国のニキビ治療

ニキビ菌を殺菌しても、ニキビを治療しても

ニキビ菌自体は皮膚常在菌ですので、殺菌してもキリがなく、また常在菌のバランスが乱れることは、肌の健康上好ましいことではありません。

またレーザーやピーリングなどで、できたニキビは破壊できますが、赤みのニキビ跡への刺激となってしまいます。

何より皮膚科やエステなどのニキビ治療は「できたニキビの治療法」であって、ニキビができない「健康な肌」が目的ではありません
(参考:皮膚科でもくり返す、しつこいニキビを根本的に止める方法ニキビの完治なら、「ニキビの原因と治療法」の見直しを

このようなニキビ・ニキビ跡の赤みの問題の解決は、

  • ニキビが形成されなくなる
  • 極力ニキビ跡にならず、しかも早期にキレイになる

という条件のクリアが必要です。

ニキビ跡の赤み解消法とは?

もしあなたがニキビができ続け、ニキビ跡の赤みも残る状態なら、肌にとって過激な方法は避けるべきです。

特にレーザーや、ピーリングなどの過激な方法は、今あるニキビを治すことはできても、ニキビをくり返す肌を回復させる方法ではありません。

あなたの肌に必要な条件は、ニキビがスムーズに治癒することと、新たなニキビができなくなることです。そしてこれができることと、ニキビ跡が自然な肌色の、きれいな肌の状態に回復することは、実は同じことなのです。

すべての条件を満たす肌に回復するには、まずWEBカウンセリングで、あなたの肌の性質をさぐり、新たなニキビをストップし、ニキビも跡も残らず、キレイに回復するためのケアサポートを受けることが必要です。

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2013年11月1日15:42 / 投稿者:kazuyuki terada