(株)良い肌 https://www.yoihada.jp ニキビ,ニキビ跡のお悩み、キレイな肌になる方法教えます Mon, 18 Mar 2024 14:43:39 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.3 https://www.yoihada.jp/wp-content/uploads/cropped-logo-32x32.png (株)良い肌 https://www.yoihada.jp 32 32 ニキビ用の過酸化ベンゾイル製品(BPO製品)、発がん性物質に変化の恐れ https://www.yoihada.jp/benzene-acne-products-valisure/ https://www.yoihada.jp/benzene-acne-products-valisure/#respond Mon, 18 Mar 2024 02:04:38 +0000 https://www.yoihada.jp/?p=6881 ニキビ治療薬で使用される過酸化ベンゾイルについて、アメリカの独立検査機関による報告で少々ざわついているようです。

過酸化ベンゾイルが発がん性物質ベンゼンに変化する恐れ

にきび薬から発がん性物質を検出、FDAに回収要請=米検査機関(ロイター)

“米独立検査機関バリシャーは6日、複数のにきび治療薬から発がん性物質であるベンゼンが高濃度で検出されたと発表”
“過酸化ベンゾイルを使用した処方薬と市販のにきび薬の両方に「許容できないほど高水準」でベンゼンが形成される可能性”

ニキビ治療薬の化合物、発がん性物質に変化の恐れ-米検査会社が報告(ブルームバーグ)

“一部の製品にはFDAが定める~ガイドラインに対し最大9倍のベンゼンが検出”
“高温多湿の浴室の医薬品棚に長期保存するケースなどを想定した試験では、この水準が著しく上昇”

過酸化ベンゾイルが含まれる製品(米国)

日本国内では正規での販売は無いかもしれませんが、以下では製品リストが出ています。
Benzene Found in Various Acne Products(Dermatology News)

もし個人輸入で海外製品を使用されているような方は、上記でリストをチェックしておく方が良いでしょう。

※また調査をした機関が「過酸化ベンゾイルの安定性に関する特許」を申請してる・・・という話もありましたが。
Cancer-causing chemical can form at ‘unacceptably high levels’ in certain acne products, independent lab claims(CNN Health)

このあたりで「特許がらみの宣伝行為では?」という意見もあり。

ただ、各記事にもあるように化粧品類の問題のようで、日本とは基準が違います。ライセンス生産している国内製品や、正規輸入品は気にすることは無いと思います。また薬品ではそもそも高温保存は避けるよう、保管方法には注意されているかと思います。

※当然のことながら反論も出てきています↓。

スキンケア製品中の過酸化ベンゾイルががんリスクをもたらすという主張の根拠は不十分

“Valisureの調査結果は、BPOを含むスキンケア製品を正しく保管し、熱への暴露を避けることの重要性を指摘しているが、BPO含有製品の使用が人のがんリスクを高めるという主張には十分な根拠がありません。”
“BPO含有製品の使用ががんのリスクを高めることも立証されなかった。この疑問に答えるには、この分野でのさらなる研究が必要です。”

「BPO製品でもニキビが治らない」という場合は

ニキビは肌表面のバリアが毛穴をふさぎ、皮脂が出れず、ニキビ菌が増殖するといったプロセスで形成されていきます。

過酸化ベンゾイル(BPO)の薬品(ベピオゲルエピデュオゲルデュアック)はバリアを除去し、ニキビ形成を阻害しますので、ニキビを治療するうえでは効果的と言えます。

しかし、これらは対症療法ですので、ニキビが「できなくなる」わけではありません。そもそもニキビが「病根のある肌トラブル」ではないので、「根本治癒」のような考え方になじみません。

また、個人差はありますが、バリアの除去は「ニキビを治す」には良いのですが、バリアの問題として考える場合は「肌の健康・バランス」を崩すこともありますし、長期的にはニキビのくり返しを止めるわけではありません。

もしニキビのくり返し、慢性化にお悩みなら、肌を健康でキレイにするのも方法の一つです。まずはカウンセリングフォームからご相談ください。

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自分に合うニキビの治療を知りたいです。というご相談 https://www.yoihada.jp/personalized-acne-treatment/ https://www.yoihada.jp/personalized-acne-treatment/#respond Thu, 14 Mar 2024 10:09:06 +0000 https://www.yoihada.jp/?p=6859 ニキビ自体にも誤解が多いせいもあり、ニキビが「治る」イメージも誤解が多くあります。

  • ストレスや環境の変化で顔全体に二キビが出来るようになり現在は今までで一番酷いです。皮膚科、美容皮膚科、エステなど何件も通っても治りません。あまり肌を見てもらえず自分に合った治療法も分かりません。
  • ケミカルピーリングとイオン導入を行い、その時つやつやになったのですが、その後ピリピリを感じ沢山のニキビができてしまいました。
    何度も繰り返すニキビを治したいのに自分に合う治療方法が分かりません。
  • ピルをいつまでも使用し続けなければならないのが不安ですし、出来れば薬を飲み続けず解決したいです。根本からニキビができる理由を知り、自分に合った治療をして自然と治る肌にしたいです。

自分に合うニキビ治療を知りたい

ニキビが解決した状態や、解決のプロセスも人によってイメージは様々です。一つ一つ整理して考えていきましょう。

ニキビができるプロセス

ニキビは「肌表面のバリア層が毛穴をふさぎ、皮脂が出れず、ニキビ菌増殖」といったプロセスで形成されます。
ニキビができるまでの毛穴の経過

※このように「誰の肌にもあるもの」が、毛穴をニキビ状態にします。だからニキビ自体は「誰でも」経験します。

ニキビの「治し方」と「対症療法」

ニキビは上記の要因で形成されますから、これを「治す」場合は、「毛穴をふさぐバリアの除去・皮脂抑制・殺菌」などの方法になります。実際、これらでニキビは「治り」ます。
様々なニキビ治療と、その効果
いずれも対症療法、つまり「ブツブツを治す」もしくは「ブツブツが無い状態にする」方法です。ただ、様々な方法でニキビは治せますが、長期的なニキビは、「治しても、でき続ける」ことが問題です。

「根本治療」という言葉が誤解を生じさせやすいのですが、「治る=できない」という前提で考えてしまうと、ニキビが繰り返される状況を「ニキビが治らない・完治しない」と感じます。でも肌では、「治し続けても、でき続けている」という状態になっています。
(参照:二度とニキビができないようにするにはどうすれば?というご質問ニキビ治療は対症療法なので、根本的に治したい。というご相談

「ニキビ完治」の誤解

このようにニキビは、「治る」と「できなくなる」が、必ずしも一致しません。

たとえば「薬が効いている状態」でニキビが消えれば、「治った(=できなくなった)」と感じます。でも、治療を終了すると再発したり、治療中も「治し続けながら出続ける」ということがあります。
自分に合うニキビ治療で生じやすい誤解
「治る=できない」という前提で考えると、この状態は「治らない・効かない」などの解釈になります。

でも、もともとニキビは「肌表面のバリア・皮脂・常在菌」でできます。
だからニキビ治療では、これらを「除去・抑制・殺菌」します。

そうしてニキビを治しても、これらニキビの構成要因は、常に作られ続けるものです。

なのでこれらが、ニキビができるバランスになれば、完治しても、また毛穴はニキビになります。

(参照:低用量ピルの服用、やめたらニキビ再発。というご相談。ディフェリンゲル、やめたらニキビ再発。どうすれば? )

「合う治療なら治る(できなくなる)」というイメージ

このようにニキビ自体も、治し方に関わらず、「治しても、条件が揃うと、またできてしまうもの」です。

でも多くの情報や宣伝は業務上、「治る=できなくなる」というイメージを宣伝します。
自分に合うニキビ治療ならニキビは出来なくなるという誤解
そためニキビ治療を頑張っているのに再発や慢性化になる場合は、「自分に合う方法なら治る(=ニキビはできなくなる)」はずなのに、「自分に合っていない治療だからくり返す」とイメージしてしまいます。

でも、もともとニキビは「条件が揃うとできてしまうもの」です。また、くり返しお話するように「ニキビ治療」の方も「ニキビができなくなる方法」ではありません。
(※だから慢性化しやすい人は「治し続ける」ことになってしまいます。)

(参照:ニキビが何度も再発。何をすれば治るのか?というご質問イソトレチノインでもニキビが治らない・再発する副作用が…というご相談)

ニキビの「慢性化」を解決していきたいと考える場合、ニキビを治すことと、問題解決のイメージにズレが生じていることを意識しておく必要があります。

くり返すニキビの解決には?

ニキビは、誰にでもある「肌表面・皮脂・ニキビ菌」でできます。
そのため肌が「ニキビができるバランス」になりやすいなら、治療法に関係なく、治してもニキビができやすいままです。

そして健康な肌でも、必ずしも「ニキビが全くできない」わけではありません。実際には「目立たず、肌が勝手に治す」というニキビはできますし、多少こじらせても「治療してしまえば終わり」というレベルで済みます。

特に慢性化しやすい肌では、肌のバランスを「正常な範囲に回復し、維持できるようコントロールしておく」事が重要です。ニキビは「合う治療なら、できなくなる」という性質の肌トラブルではないからです。

まずはカウンセリングフォームからご相談ください。

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美肌育成に欠かせないニキビ菌 https://www.yoihada.jp/cutibacterium-acnes-required-for-skin-beauty/ https://www.yoihada.jp/cutibacterium-acnes-required-for-skin-beauty/#respond Sat, 02 Mar 2024 09:45:18 +0000 https://www.yoihada.jp/?p=6843 ニキビにお悩みの立場なら、ニキビ菌は「敵」に思われるのも不思議なことではありません。

が、ニキビ菌自体は、実際には「肌」にとって有用な菌でもある。これ自体は以前からも言われていることでしたが、さらに裏付けとなる研究もあります。

肌の役割

当たり前すぎて忘れられがちですが、肌の役割は「身体を守るバリア」です。

そのために、肌は最表面に、角質層という薄いバリア構造を作り続け、入れ替え続けています。
(参照:きれいな肌とは?

このバリア構造は、死滅した表皮細胞がアミノ酸を含み重なり合い、その隙間を脂質が埋め、表面を皮脂膜が覆うことで、身体を守り、また水分の蒸散なども防ぎ、丈夫で柔軟なバリアとなります。

きれいな肌の状態

これら細胞・物質が入れ替わり「ながら」、このような構造が維持できている肌は、見た目にキレイで、健康な状態です。

肌のバリアもニキビの構成要因

肌表面のバリアは毛穴の入り口まで入り込んでいます。ここが荒れた状態になると、毛穴はふさがったり、角栓が溜まる状態になります。

ニキビの形成プロセス

ニキビ菌は、誰の肌にも存在する常在菌ですが、嫌気性・好脂性(酸素が嫌いで皮脂が好き)な性質のため、基本的に毛穴に住んでいます。

毛穴がふさがると「酸素が少なく、皮脂が多い」状態で、ニキビ菌には好適な環境となり、ニキビの炎症となっていきます。(※近年の研究では特定の株のニキビ菌が、ニキビの原因とも言われます。 参照:善玉ニキビ菌と悪玉ニキビ菌?

※ふさがらない毛穴は「ニキビ」の構造にはなりません。そのため、多くのニキビ治療・ニキビケアでは、毛穴のふさがり=肌表面を除去します。
(参照:ニキビが何度も再発。何をすれば治るのか?エピデュオゲルやめたらニキビ再発。どうすれば?

善悪では割り切れないニキビ菌

ふさがった毛穴ではニキビの原因になってしまうニキビ菌ですが、一方では肌の健康維持にも寄与していることが分かってきています。

カリフォルニア大学サンディエゴ校のガロ研究所では、バリアを構成する細胞を様々な細菌にさらして、バリアとなる脂質の変化を分析しました。

(参照:にきび菌は、皮膚の健康に不可欠な脂肪、油、その他の脂質を生成する細胞を誘発します–新しい研究

テストの結果、細胞内の脂質産生の増加を引き起こしたのはニキビ菌だけで、作られる脂質は肌のバリア維持や、水分損失を減らし、ダメージから保護するために不可欠なものでした。

また非常に興味深いことに、単にバリアの補助だけでなく、こうして作られる脂質のバリアは、「ニキビ菌に対しても」抗菌作用があることもわかりました。結果的にニキビ菌自身が「ニキビ菌が増えすぎて、肌全体の菌のバランスを崩れる」予防もしているというのです。

ニキビ菌はどうやって美肌作りに役立つか

とはいえこれらのうち、どの脂質がどう有用に機能するか?実物の人体の皮膚ではどうなるか?は、まだまだ不明ですから、思い通りにとはいかないようです。

(ニキビ菌は以前から、皮脂を分解し、肌の保湿成分であるグリセリンを作るとされていましたし、逆に炎症を起こす物質もつくってしまうともされ、「状況による」ので「日和見菌」とも評されています。 参照:皮膚の常在細菌について 東京医療保健大学)

肌のバランスは、どうすれば?

いずれにしても、ニキビ菌自体が肌全体に影響を及ぼすわけではなく、良くも悪くもバランスの一部です。

肌全体のバランス、特に「理想的な」バランスにし、キレイにするには「手入れ」が欠かせないことには変わりはありませんが、そうしてニキビ菌が「いい仕事をできる環境」にしておくと、プラスの循環になっていくという期待はできるかもしれません。

まずはカウンセリングフォームからご相談ください。

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ニキビ菌がイソトレチノインの代わりにニキビ治療? https://www.yoihada.jp/smart-skin-bacteria/ https://www.yoihada.jp/smart-skin-bacteria/#respond Sat, 17 Feb 2024 23:56:48 +0000 https://www.yoihada.jp/?p=6832 本来ならニキビの「原因菌」とされるキューティバクテリウムアクネス(アクネ菌)ですが、スペイン、バルセロナのポンペウ・ファブラ大学で、ニキビ菌を使ってニキビの治療をする研究がされているとのこと。

イソトレチノインの代わりになる?

賢い皮膚細菌は、にきびを治療するための分子を分泌して生成することができます
Smart skin bacteria are able to secrete and produce molecules to treat acne

機械翻訳をもとに概要

“皮膚細菌の一種であるキューティバクテリウム・アクネスを効率的に操作し、ニキビ症状の治療に適した治療用分子を生成・分泌させることに成功。

重篤なニキビの場合は、毛包内に生息する細菌を殺す抗生物質、または皮脂腺細胞の死滅を誘導するビタミンA誘導体であるイソトレチノイン (アキュテインとして知られています) で治療される。

しかし、抗生剤でのニキビ治療は、皮膚のマイクロバイオーム(細菌の生態系)の恒常性の破壊や抗生物質の場合は光線過敏症。
イソトレチノインでは先天性欠損症や皮膚の極度の鱗屑などの重篤な副作用を引き起こす可能性がある。

研究結果では、アクネ菌のゲノムを編集し、イソトレチノインのメディエーターとして知られるNGALタンパク質を分泌・生成することに成功。”

※NGALタンパクを増やす良し悪しは目的により変わるかと思いますが。

Isotretinoin Increases Skin Surface Levels of Neutrophil Gelatinase-Associated Lipocalin in Patients Treated for Severe Acne

“イソトレチノインは、重度の座瘡の治療を受けた患者の好中球ゼラチナーゼ関連リポカリンの皮膚表面レベルを増加させます”

アトピー治療の可能性も

要点は「常在菌を遺伝子操作し、症状治療のための物質を生成分泌させる」点ですね。

この研究はアトピー治療でも利用されるとのこと。
こちらはステロイド治療のリスク軽減のために、ニキビ菌に「炎症の感知・抑制物質の分泌」をさせることが目的のようですね。

SkinDev, a synthetic biology project to treat dermatitis

SkinDev, a synthetic biology project to treat dermatitis

この方法ではニキビ菌が「毛穴に住む菌」で、お風呂でも流されにくいのも利点とあります。

ニキビの根本治療の誤解

皮膚マイクロバイオームや、遺伝子操作など、以前は想像もできなかった治療方法が様々出てきますが、ニキビ自体の性質上、ニキビ治療は対症療法になります。「根本的に治そう」としても、ニキビを作っているものは肌の表面、皮脂、ニキビ菌といった、普通のあるものだからです。

ニキビの慢性化に対しては、「治し続ける」のも選択肢ですが、「キレイな肌にする」のも方法の一つです。
ご相談はカウンセリングフォームから。

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ニキビのある女性のもう一つの重荷: ネガティブな印象や偏見 https://www.yoihada.jp/evaluation-of-stigma-toward-individuals-with-acne/ https://www.yoihada.jp/evaluation-of-stigma-toward-individuals-with-acne/#respond Thu, 01 Feb 2024 03:30:10 +0000 https://www.yoihada.jp/?p=6814 「ニキビに悩んでいる当事者」ではなく、ニキビのある人に対する「他人の目」についての調査がありました。

「ニキビのある人に対して、ネガティブな印象を持っているか」という調査

にきび患者に対するスティグマの評価

“ニキビのある個人に対して一般市民による「汚名を着せる態度」の有病率と大きさについてはほとんど知られていません。”

“さまざまな社会的および職業的属性、1357人を対象にした調査により、ニキビのある人にネガティブな印象を持つことが示されました。報告されたマイナスイメージは、肌の色が濃く、ニキビが酷いほど大きい。”

平易に言えば、「ニキビのある人に対して、(肌色が濃く・ニキビが重症なほど)他人は悪い印象を持つ」というものです。

あまり書いても気が重くなりますので、詳細などは以下を機械翻訳などでご覧ください。
ニキビのある人に対して見られる偏見的な態度

しかしこれらの偏見の一因は宣伝では?

色々と悪印象について書いてあり、それは偏見だ良くないことだとも書いてはあるのですが、そもそも考えてみれば、こういったマイナスイメージは、「ニキビを治すための宣伝」の裏返しではないのか?と思います。

たとえば「洗えば治る」的な宣伝は、「衛生状態が悪い・不潔」という印象を醸成します。

また「代謝を良くすれば」的な宣伝は、「代謝が悪い・健康状態が悪い」という印象を抱かせてしまいます。

「ホルモンバランスの乱れ!」という宣伝は、「ホルモンに異常を抱えてる?」という印象を抱かせてしまいます。

「ニキビは体内毒を出せばよい」という宣伝も、「体の中が毒だらけみたいなじゃないか」ともなります。

ニキビはブツブツの見た目や、皮脂の関与もある為、様々なイメージで語られることは多いですが、体内の異常のサインでもなく、何より「治せばできなくなる」とも限りません。

ニキビが「出続ける問題」はどうすれば?

慢性化や悪化は、「ニキビ自体の問題」とは言えないものです。

治しても治してもできてしまい、長引いてしまうと「根本的な原因は?」「何かおかしい」と感じますが、お悩みの方自身も、ニキビに関する情報からの「印象」に振り回されないことが必要です。

ご相談はカウンセリングフォームから。

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大阪公立大学:ニキビ患者へのバクテリオファージ療法 https://www.yoihada.jp/phage-therapy-for-acne-vulgaris/ https://www.yoihada.jp/phage-therapy-for-acne-vulgaris/#respond Sat, 27 Jan 2024 02:13:57 +0000 https://www.yoihada.jp/?p=6819 ニキビ治療に限りませんが、抗生剤の使用が困難になる状況での朗報になるかもしれません。

バクテリオファージ両方の臨床試験

大阪公立大学大学院医学研究科 皮膚病態学の鶴田 大輔教授、立石 千晴准教授、ゲノム免疫学の植松 智教授、藤本 康介准教授らの研究グループは、尋常性ざ瘡(ニキビ)患者を対象としたバクテリオファージ療法に関する臨床試験開始との報。

尋常性ざ瘡(ニキビ)患者を対象としたバクテリオファージ療法の臨床試験開始のお知らせ

上記リンクにもあるように、2050年には薬剤耐性菌(抗生剤が効かなくなった菌)による死亡者数は世界で1000万人を超えると推測されていて、これは死亡原因の1位になる予測もあるとのこと。

そのため”代替治療法の創出が急務”とあります。

(参照:抗生剤でもニキビが治らない。というご相談)

ニキビ治療への応用

紹介されている「ファージ療法」は、細菌に感染し、破壊するウイルス(ファージ)を用いて、狙った菌だけを破壊する方法で、化粧品(美容液)での臨床試験になるようです。

ニキビの場合は、「ニキビ菌」のみを破壊することで、薬剤耐性を持ってしまったニキビ菌に対しても効果が期待されます。

バクテリオファージによるニキビ菌殺菌効果
(図は直接バクテリオファージがニキビ菌を破壊していますが、試験で使用されるのは「ファージから抽出された酵素」かな?とも思いますが、はっきり分かりません。)

ニキビ治療は基本的に対症療法ですし、肌が弱い方は、どうしても肌を傷めます。短期で解消すればいいですが、長期間繰り返す場合は、長期間肌を傷めることになります。

実用化できれば、刺激のない対症療法になりえますし、他の細菌で生じる問題にも応用ができるといいですね。

(↓腸でも研究は進んでいるようです。上記の植松智教授の解説。)
多剤耐性菌の出現で注目の「天敵」バクテリオファージ

この治療自体については、当ホームページで10年前にも紹介していましたね。
ニキビ菌を殺すウイルスでニキビ治療

2020年にもこのような記事があります。
ウイルス使って病気を治す ロシアに残る冷戦の置き土産、いま世界で注目

対症療法でも出続けるニキビはどうすれば?

いずれもニキビ治療は対症療法ですが、本来ニキビは対症療法で解決することがほとんどです。

同時に「完治すればできなくなる」という誤解のせいで、うまくいかない場合はどうすればいいか?が分かりにくくなっています。
(参照:ニキビを根本治療したい。というご相談ニキビ治療は対症療法なので、根本的に治したい。というご相談)

まずはカウンセリングフォームからご相談ください。

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本年もよろしくお願いいたします。2024 https://www.yoihada.jp/happy-new-year-2024/ https://www.yoihada.jp/happy-new-year-2024/#respond Tue, 02 Jan 2024 09:44:59 +0000 https://www.yoihada.jp/?p=6806 旧年中はお世話になりました。

本年もよろしくお願いいたします。

リモートのカウンセリングやレクチャーは5日より。

店頭は6日よりご予約の受付となります。

メールでのカウンセリングは随時となります。カウンセリングフォームからお申し込みください。

通販は休まず営業中です。

※天候、およびヤマト運輸営業所によっては、配送に遅れが生じる場合があります。

よろしくお願いいたします。

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抗生剤でもニキビが治らない。というご相談 https://www.yoihada.jp/antibiotic-acne-treatment/ https://www.yoihada.jp/antibiotic-acne-treatment/#comments Thu, 30 Nov 2023 03:30:51 +0000 https://www.yoihada.jp/?p=6784 以前ほどではありませんが、抗生剤でニキビを治してもくり返したり、効かないなど、ご相談があります。

  • 小学高学年からニキビができ始め、皮膚科、ニキビ専用サロンにも通ったが治まらず、今も皮膚科で治療を継続中で、ずっと抗生剤を飲み続けていますがニキビは頻繁にできます。
  • 30代に入ってニキビができ、37歳で一気に増えた。
    皮膚科を3件ほど変えて、抗生物質、漢方薬、アレルギー剤、ビタミンなどの飲み薬に加えて一時ステロイドも服用するもあまり改善せず、荒れる→良くなる→荒れるを繰り返す。
  • 皮膚科でダラシンとべピオ、飲み薬の抗生剤を出してもらいましたが、やはりボコボコの新しいニキビもできておりなかなかよくなりません。ニキビの増減で一喜一憂、ずっとニキビのことを考えてしまいます。
  • 抗生物質を3ヶ月飲み、綺麗に治って2ヶ月ほどしたらまた同じフェイスラインにぶわーっと出来ます。また抗生物質を3ヶ月飲み、治っては出来る、の繰り返しで5年が経ちます。

抗生剤でもニキビが治らないご相談やご質問

ニキビに悩んでいる渦中では、どうしてもニキビについて「治る・治らない」で問題を捉えがちです。でも、それではうまく行かない場合もあります。何をどうすればいいか?考えていきましょう。

毛穴がニキビになるプロセス

ニキビは基本的に、「肌表面の角質層が毛穴をふさいで」→「皮脂が出れなくなり」→「酸素が嫌いで皮脂が好きなニキビ菌が増え」→「炎症」といったプロセスが、毛穴で起きた状態です。
ニキビ形成プロセスとニキビ菌

抗生剤でのニキビ治療

そのためニキビを治療する場合は、「毛穴をふさぐ角質の除去」「皮脂抑制」そして、「殺菌」といった方法が単体、もしくは複合的に行われます。これによりニキビは治療できます。

抗生剤のニキビへの効き目

抗生剤はニキビ菌の殺菌や増殖抑制をしますので、ニキビ菌は増えることができなくなり、ニキビは治るわけです。

抗生剤でニキビが治っても、またできる

抗生剤でニキビは治りますが、「ニキビが治ること」と「ニキビができなくなること」は必ずしも一致しません。

ニキビをつくるのは「肌の表面・皮脂・ニキビ菌」ですが、これらはニキビができやすい肌でも、ニキビができにくい肌でも存在します。絶滅するわけではないですし、しても良いことはありません。(通常の毛穴では、ニキビ菌は有用な菌でもあります。)

抗生剤で治しても、ニキビをくり返す理由

問題はこれらがノーマルな状態を「日常的に維持」できているかどうかであり、ニキビができやすいバランスの肌のままでは、治してもできやすいままになってしまいます。

(参照:ニキビを根本治療したい。というご相談善玉ニキビ菌と悪玉ニキビ菌?

抗生剤が効かない

また抗生剤は耐性菌の問題がつきものです。
薬剤耐性菌は、殺菌しきれなかった菌が生き残り、増えていくことで生じる問題です。このようになれば抗生剤は効きません。

そのため現在では角質を除去・剥離する方法や薬を使用し、毛穴のふさがり・詰まりを無くし、ニキビの構造を壊す治療が増えています。(参照:「過酸化ベンゾイル(BPO)の薬でもニキビが治りません」というご相談

また菌の影響は少なくとも、角質の肥厚や皮脂過剰な状態でもニキビの構造はできますので、そのような場合は抗生剤の効果も限定的となります。

抗生剤で解決しないニキビはどうすれば?

ニキビができて抗生剤で治癒し、繰り返さなければ問題はありません。
ただ、抗生剤は耐性菌の問題からも長期使用は避けられる傾向があります。

抗生物質に限りませんが、ニキビ治療は対症療法=「一時しのぎ」です。とはいえニキビは本来、一時しのぎしているうちに解決できるケースがほとんどです。

少しわかりにくいですが、ニキビが慢性化しやすい場合は、「治る」と「できない」について、整理して理解しておく必要があります。

ご相談はカウンセリングフォームから。

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ポテンツァでもニキビ跡が治らない。というご相談。 https://www.yoihada.jp/potenza-acne-scar-treatment/ https://www.yoihada.jp/potenza-acne-scar-treatment/#respond Thu, 16 Nov 2023 03:30:03 +0000 https://www.yoihada.jp/?p=6765 「ポテンツァでニキビ跡治療したが効果が無い」などのご相談があります。ニキビ跡治療ではみなさん、

  • もともとニキビができやすく治りにくい、クレーターにもなって常に10個はできてます。婦人科でピル、皮膚科で内服薬、ダーマペン、ポテンツァ等。悪化したり、何をしても良くならないことに絶望しています。
  • 顎の繰り返すニキビとニキビ跡が辛く、美容外科でポテンツァをしましたが、高額でイソトレチノイン服用も勧められていて、疑問です。
  • 治っては出来てをくりかえしニキビ跡も残ります。皮膚科の治療、エステも良くならず、ポテンツァやダーマペンもほぼ効果はありません。どうすればいいのか。
  • 複数の美容皮膚科に通い続け、レーザー治療・光治療・針治療、クレーター治療にポテンツァ、赤み治療にIPLを受けましたが変化はありません。

ポテンツァでニキビ跡治療失敗事例

という「悩み方」をされていますが、その前に「何に対して、何をしているのか?」から考えていきましょう。

毛穴がニキビになるプロセス

肌の表面(角質層)が毛穴をふさいでしまい、皮脂が出れず、ニキビ菌などによる炎症が起きることで、ニキビ化した毛穴になります。
ニキビ形成プロセス

ニキビがニキビ跡になるプロセス

ニキビの炎症は、毛穴をの組織を傷つけます。毛穴自体は小さなものですが、その傷をスムーズにキレイに修復できなかったり、過度の化膿などで傷が大きくなってしまうと、ニキビ痕が残りやすくなります。

ニキビ痕が残る理由

ニキビ跡治療とポテンツァ

ポテンツァはマイクロニードルによる美容治療機器で、複数種類のニードルで、4つのモードで症状に合わせた治療する機器とあります。他、とくに強調されているのは「薬剤の浸透」で、通常のマイクロニードリングでは1~5%しか吸収されないところ、67%多く皮膚に送り込むとあります。

ポテンザでのニキビ痕治療、ニキビ痕治癒のプロセス

(参照:POTENZA[ポテンツァ サイノシュアー社]) 

なぜポテンツァでニキビ跡が治らないという悩みになるか?

ニキビ跡(痕)は、言い換えれば「毛穴の傷が治った跡」です。そのためニキビ跡治療は「治った跡をまた治す」という話になります。
ポテンザのニキビ跡治療が失敗する理由
つまり「傷痕」に対して、「キレイに修復しやすいように再度傷つける」ということを行います。傷ついた肌は当然、傷の修復のために「活性化」します。

ニキビによる肌の損傷も、ニキビ跡治療での肌の損傷も、それらの傷自体は「皮膚が修復する」ものです。治療自体で治るわけではありません。そのため、どの程度「思ったように」キレイに治るか?が問題になります。

(参照:「ニキビ跡を治す」は、どういう理屈なのか?)

これは状況や肌次第ですので、どうしても個人差が生じます。ニキビ痕が残りやすい方は、もともと傷の修復が得意でない肌の可能性もあるので、どうしてもうまく行かない場合も生じます。

(参照:ダーマペンでニキビ跡が治らない。というご相談フォトRFでもニキビがくり返し、ニキビ跡も残るご相談)

ニキビ痕を治すか、目立たない肌にするか。

治った跡を再度傷にしても、最後は肌が修復しますので、どうしても「狙い通り」というわけにはいかないのがニキビ跡治療の難しいところです。
また、傷の修復がスムーズにできない場合は、余計な刺激にもなりますし、ニキビをくり返している中では実践すら困難になります。

ニキビは誰もが経験する肌トラブルですが、多くの場合、悪化や慢性化しにくいですし、跡も残りにくいものです。
仮に残ってしまったニキビ跡も、表面がキレイな状態では目立ちにくくなります。

つまり、肌自体を健康でキレイにしていくことも選択肢の一つになります。ご相談はカウンセリングフォームから。

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善玉ニキビ菌と悪玉ニキビ菌? https://www.yoihada.jp/c-acnes-could-have-a-major-role-in-skin-homeostasis/ https://www.yoihada.jp/c-acnes-could-have-a-major-role-in-skin-homeostasis/#comments Thu, 09 Nov 2023 03:30:01 +0000 https://www.yoihada.jp/?p=6748 ニキビに悩むと、退治したくなるニキビ菌ですが、ニキビ菌にも「善いニキビ菌・悪いニキビ菌」があったというお話。

ニキビ菌にも種類がある

大阪市立大学と岡山大学病院の研究によれば、

「ニキビ患者のニキビ菌」と「美肌の人ニキビ菌」では、線虫(実験でよく使われる微生物)や、悪玉菌の黄色ブドウ球菌に対する影響に差がある

ということです。

にきびのない肌で検出されることが多いアクネ菌株は黄色ブドウ球菌に対する生体防御機能を向上させることを発見

簡単に言えばニキビ菌を「美肌のニキビ菌」と「ニキビ患者のニキビ菌」に分類し、それを1mm程の微生物「線虫」に与える。

ニキビ菌が線虫C.エレガンスに与える影響

すると、「美肌のニキビ菌」を与えた線虫は「寿命が延びて、黄色ブドウ球菌(悪玉菌)への抵抗力向上」。逆に、「荒れ肌のニキビ菌」では「寿命が短縮」ということです。

皮膚常在菌の研究

10年前にもこのような研究がありました。

“ニキビの原因菌は誰でも皮膚に住んでいるが、ワシントン大学医学部の研究者らは、ニキビの発生頻度や重症度を左右する菌には「善玉」と「悪玉」の菌株があることを突き止めた。”

“研究者らは、この「善良な」株には、細胞に感染しようとする攻撃者を標的にして排除する自然な防御機構があると考えている。”

参照:Strain Of Acne-Causing Bacteria Found To Actually Preserve Skin(ニキビの原因菌の菌株が、実は皮膚を保護することが判明)

※ただし、今回の大阪市立大学と岡山大学病院の研究によれば、「善玉ニキビ菌が黄色ブドウ球菌を攻撃」ではなく、「善玉ニキビ菌は線虫の抵抗力を上げる」です。

菌の違いが肌の違いになるのか、肌の違いが菌の違いになるのかもよくわからないところですが、いずれにせよ、ニキビ菌の殺菌でニキビを治すことはできますが、ニキビを「治す」と「できにくくなる」は、必ずしも一致するわけではありません。また、「根本治療」という考え方も誤解を招くものです。

(参照:弱酸性の肌表面が重要な理由肌表面がアルカリ性に傾くバランスの崩れニキビを根本治療したい。というご相談

ニキビは「肌表面のバリア、皮脂、ニキビ菌」といった「無くならないもの」で構成されているので、治してもこれらのバランスが崩れてしまえば生じてしまうものです。

もし肌のバランスを改善したいと思われるようでしたら、カウンセリングフォームからご相談ください。

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ナノ化のナラシンでニキビ治療 https://www.yoihada.jp/nanoparticles-narasin-acne-treatment/ https://www.yoihada.jp/nanoparticles-narasin-acne-treatment/#respond Thu, 02 Nov 2023 03:30:41 +0000 https://www.yoihada.jp/?p=6736 ニキビ治療では、以前は抗生剤が主流でしたが、薬剤耐性菌の問題などから、アダパレンや過酸化ベンゾイル、イソトレチノインやピルなど、それ以外の治療法が試されるようになっています。

とはいえこれらも副作用や制限、効かない・合わないという問題も生じることがあります。

そのように人によっては対症療法すら困難な問題が生じることがありますが、オーストラリアの研究者が、極小のナノ粒子を使用した効果的な治療法を発見した可能性があります。

学術誌『Nanoscale』に掲載された研究成果

南オーストラリア大学が主導し、アデレード大学、フランスのエクス・マルセイユ大学の研究者によるこの研究は

「ナラシン」という新しい抗生剤を、ヒトの髪の毛一本の1000分の1のナノ粒子に封入、標的とするニキビ部位にジェル状で塗布する

というものです。(以下、機械翻訳の要約)

“ナラシンは畜産業では一般的に使用される抗生剤。薬剤耐性のニキビ菌にも有効であることが証明され、かつ極小のナノ粒子によって、水に混ぜる場合より100倍吸収率が増加しました。”

“ナラシンは家畜の細菌感染にはよく使われるが、ニキビの治療薬としてはこれまで研究されてこなかった。今回が初めての試み。”

“製薬会社:「ニキビに処方される経口薬は数多くありますが、それらにはさまざまな有害な副作用があり、多くは水に溶けにくいため、ほとんどの患者や臨床医は局所治療を好みます。」
「抗生物質耐性の増加と、ニキビ部位の毛包に浸透する多くの局所薬の無効性が組み合わさって、効果的で安全な新しい抗菌療法の開発が急務」”

(参照:Tiny nanocarriers could prove the magic bullet for acne sufferers

以下も参考になるかと思います。
Nanotechnology and narasin: a powerful combination against acne

優れた対症療法なるか

白人や黒人に比べ、バリアが薄い傾向黄色人種にとって、ピーリング的な治療は比較的リスクが高くなる可能性があります。

かといって根本治療という考え方も誤解を生じますが、多くの場合、ニキビは対症療法で解決しますので、ひとまずは容易かつリスクの低い方法で、症状の悪化を防ぐことができるのは大きなメリットになるかもしれません。

ニキビの慢性化が解決しない場合は

とはいえ「ニキビの出来やすさ」は殺菌することで変わるものではありません。

では、どのような状態の肌がニキビの発祥を最小化し、悪化や長期化を防ぐことができるのか?まずはカウンセリングフォームからご相談ください。

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ニキビを根本治療したい。というご相談 https://www.yoihada.jp/radical-acne-treatment/ https://www.yoihada.jp/radical-acne-treatment/#comments Thu, 26 Oct 2023 03:30:27 +0000 https://www.yoihada.jp/?p=6713 ニキビのご相談いただく場合、多くは

  • ハーブピールを1年半ほど試したが再発もひどく、その後PDT治療を2年ほど続けても根本から治療できていないから、いくらやっても再発してしまう。
  • 皮膚科、美容皮膚科の治療、ニキビ用化粧品を使ったりしましたが、効果は得られなかったです。何が根本治療になるのか知りたいです。スッピンで自信を持ちたい!と思っています。
  • 根本治療したいけど、皮膚科では同じ薬ばかりで終了してしまうし、美容皮膚科でも治療したけれど、何が根本治療であるのかわからずに露頭に迷っています。何度受けてもまたできてします。
  • 美容外科で光や針治療やピーリング、NMN点滴や幹細胞上清液で内側から改善しようか、何をすれば根本治療できるのか悩んでいます。

ニキビを根本治療したいご相談

という「悩み方」をされています。

多くの場合、ニキビの慢性化や長期化、跡が残りやすい、薬が効かなくなってきたなどの状況にある方です。

「悩み方」と「実際のニキビ」について、イメージにズレがあると上手く解決しません。その点を踏まえて「ニキビの根本的な治療」について考えていきましょう。

毛穴がニキビになるプロセス

ニキビは肌表面のバリアが毛穴をふさぎ、皮脂が出れなくなり、ニキビ菌などで炎症を起こすといった、複数要因が重なった状態の毛穴です。
ニキビ形成の過程

ニキビを構成しているもの

上記のように、ニキビは「肌表面のバリア・皮脂・ニキビ菌」でつくられます。
通常の肌とニキビ肌
そしてこれらは、「ニキビが無い状態の肌」にも存在します。

また、肌表面のバリアはもちろん、皮脂やニキビ菌も、肌に必要なものですから「作られ続けているもの」です。

「ニキビ治療」のアプローチ・シナリオ

ニキビは「肌表面のバリア・皮脂・ニキビ菌」でできますから、ニキビの治療は基本的に「バリアの除去、皮脂抑制、殺菌」といった方法が採られます。

ニキビ治療の基本

ピーリング行為や美容治療、ディフェリンエピデュオデュアックベピオと言った薬はバリアの除去、皮脂抑制はアゼライン酸やピル、殺菌は抗生剤。またこれらには複数のアプローチを同時にできるものもありますし、今後はそのような新薬も増えるかもしれません。

いずれにしても、これらでニキビの治療や予防ができます。基本的に対症療法ですが、ニキビも通常は一時的なものです。

根本的に治しても、またできる

肌表面のバリア、皮脂、ニキビ菌は常に作られ続けています。ニキビを治し、これらがノーマルなバランスに回復すれば、毛穴は通常の状態です。

逆にバランスが改善せず、「毛穴をニキビにしやすいバランスのまま」なら、ニキビはできやすいままです。
ニキビが根本的に治らない理由
「根本的な治療」という言葉は、「病根があり、病根を断てばもうニキビはできなくなる」というイメージが前提にあります。
でも実際の肌では、常に要因は作られ、バランスが崩れると毛穴はニキビとなります。

もともとが「完治=できない」という種類のトラブルとは違いますので、宣伝のイメージに振り回されないことも大切な点です。
(参照:ニキビが何度も再発。何をすれば治るのか?というご質問二度とニキビができないようにするにはどうすれば?というご質問)

「根本治療」で生じるイメージと誤解

関連してニキビが改善するプロセスを「ニキビが徐々に減り→その延長で→できなくなる=完治」というイメージもよくあります。

でもニキビの要因「肌表面のバリア、皮脂、ニキビ菌」は常に作られ続けています。

対症療法中は、これらを除去・抑制・殺菌して、ニキビを治したり・減らしたりできますが、治療を終えて「素の状態」になった肌が、ノーマルなバランスを回復・維持できていないなら、またニキビができるのは、不思議なことではありません。

ニキビ治療は対症療法の連続

ニキビが再発すると、「根本的に治っていない」と感じますが、もともと「病根がブツブツを出す」というトラブルでもなく、行っていることも対症療法です。
(参照:ニキビ治療は対症療法なので、根本的に治したい。というご相談)

ニキビは「治療し続ける」という説明

通常、肌は短期的に「荒れる・バランスを崩す」などがあっても、しばらくすればノーマルなバランスへ回復します。
そのため(多少ハードな方法でも)対症療法でニキビを治しておけば解決します。

逆にもともとバランスが崩れやすい肌では、何度ニキビを治しても、治療の効果を失った「素の肌」はトラブルを起こしやすいままです。

したがって、でき続けるニキビに対して「治す」事を目的にするなら、「出続けるニキビを治し続ける(対症療法を続ける)」という意識も重要になります。このあたりは以下のリンクを参照にしておくと良いかと思います。

“肌がきれいになった後もニキビ薬を使い続ける必要があります。”
(参照:Why Pimples Can Return After Acne Treatment

※イソトレチノインは例外とありますが、それでも1年以内に3~5割程度が再発とあります。(参照:イソトレチノインで治ったけど再発

でも「治し続ける」ことで問題が生じているなら

もともとニキビは「いつできてもおかしくないもの」です。鏡を凝視していなければ気づかないような小さなニキビは、誰でも多少はできます。

ただ、ほとんどの場合、悪化も長期化しませんし、多少こじらせても治療してしのげば解決します。
それがうまく行かない場合は、「治し続ける」です。

ところが、

「治すほど悪化する」「ニキビは治せているが肌が荒れていく」「副作用が出て続けられない」「妊娠希望なのでピルを止めたい」など様々なケースがあります。

そのような場合は肌のバランス改善も一つの方法です。
まずはカウンセリングフォームからご相談ください。

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プラズマシャワーでもニキビが治らない。というご相談 https://www.yoihada.jp/case-of-not-work-plasma-shower-acne-treatment/ https://www.yoihada.jp/case-of-not-work-plasma-shower-acne-treatment/#respond Thu, 19 Oct 2023 03:30:28 +0000 https://www.yoihada.jp/?p=6666 美容系皮膚科やエステでも人気のプラズマシャワーですが、

  • ニキビができたときは美容皮膚科にてベビーピール・プラズマシャワーのセットを受けていましたが、片頬に10個ずつほど大量にニキビができ、炎症が引いたニキビもありますが色素沈着がひどくよくならない状態が続いています。
  • 22歳頃からプラズマシャワーやフォトフェイシャル、エレクトロポレーション、Vビーム等を行いましたが、それでも慢性的にニキビができる状態で、マーベロン1年、スピロノラクトン服用もおこなってみましたが、一時的によくなっても繰り返し再発するばかりです。
  • ディフェリンやデュアックは、使い始めはよかったのですが、今現在では効くどころか肌が荒れて悪化してしまいます。美容皮膚科にも通い、プラズマという治療も受けましたが全く良くなりませんでした。

プラズマシャワーでもニキビが治らない相談事例

など、イメージ通りに解決しないこともあるようです。
なぜ思ったようにニキビが改善しないのか?どうすればいいか?考えていきましょう。

ニキビ形成要因

毛穴がニキビになる過程
ニキビは肌表面の角質層が毛穴をふさぎ、皮脂が出れず、ニキビ菌などにより炎症を起こした毛穴の状態です。

プラズマシャワーのニキビへの効果

プラズマシャワーはイオン化されたガスを皮膚に照射し、殺菌、細胞の再生などを促す方法になります。これにより皮膚を物理的に刺激や破壊せず、深部からの再生を期待されています。

プラズマシャワーがニキビを治療する過程

ニキビでは主に殺菌効果を謳われていることが多いですね。

国内初、医療・美容分野における皮膚の改質・再生に有効な、大気圧プラズマ照射装置の開発に成功

以下は海外の美容クリニック医師ですが「ニキビの治療における効力と有効性に加えて、小じわやしわ、色素沈着、皮膚のたるみやたるみも治療できる」と説明しています。

(参照:Plasma Shower Acne Treatment

プラズマシャワーでもニキビが解決しない理由とは?

プラズマシャワー自体は刺激や、抗生剤での耐性菌リスクもない方法で、すぐれた対症療法と言えるでしょう。

とはいえ、ニキビが慢性化しやすい場合、ニキビ菌は常在菌で絶滅するわけではないですし、ふさがっていない毛穴のニキビ菌は有用な菌です。(※ニキビ菌に限らず、毛穴をふさぐ角質や皮脂など、ニキビに関わる諸要素自体は、肌に必要なものでもあります。)
プラズマシャワーでもニキビが治らない理由を解説
ニキビ治療はこれらを除去・殺菌・抑制などによりニキビを治しますが、新たに作られるこれらのバランスが改善しなければ、肌はトラブルを起こしやすいままです。(※その結果、冒頭にあるように「一時的によくなっても繰り返し再発」ということが起きます)

(参照:ニキビが完治しない理由とは?ニキビ治療は対症療法なので、根本的に治したい。というご相談

プラズマシャワーで解決しないニキビの解消法

プラズマシャワーに限りませんが、ニキビ治療は基本的に対症療法です。しかし、本来、ニキビは対症療法で解決します。実際、ほとんどの人はニキビができても、放っておいても消えて行きますし、薬を塗って治せば終わりです。

では「治してもくり返す」「10年治療をし続けているがニキビが出続けている」といった人は、何が「本来」と違うのか?
まずはカウンセリングフォームから。

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肌表面がアルカリ性に傾くバランスの崩れ https://www.yoihada.jp/factors-skin-become-alkaline/ https://www.yoihada.jp/factors-skin-become-alkaline/#respond Thu, 12 Oct 2023 03:30:15 +0000 https://www.yoihada.jp/?p=6660 肌表面のphについては「弱酸性の状態が良い」というお話をしましたが、なぜアルカリ性に偏ることがあるのか?について。

正常なバリア

理想的には弱酸性の状態が良いとして、とはいえ皮脂、汗、水分量、場所、体質や年齢、使用する化粧品類など様々な要因で肌表面はアルカリ性に傾きます。

でも通常、一時的にそのような状態になっても、肌は徐々に弱酸性に回復します。これを「アルカリ中和能」(緩衝能)といいます。
これは毛穴からの皮脂や、表皮由来の脂肪酸、汗や不感知蒸泄などでつくられる皮脂膜によるものです。
(参照:緩衝能

肌表面が弱酸性を回復する緩衝能
この状態が維持できている肌は、水分保持ができ、また見た目にも自然なツヤのある状態です。皮脂は嫌われがちですが、実際にはバリア形成に不可欠なものでもあります。

さらに、カビ菌や化膿を起こす菌が増えにくく、美肌菌と言われる表皮ブドウ球菌が優位な状況になります。

肌の表面は常に細胞が入れ替わっていますが、細胞が入れ替わりながら、正常な構造を維持している肌は、見た目にキレイで、健康な状態と言えます。
(参照:キレイな肌とは

体内はアルカリ性

肌表面は基本的に弱酸性を保ちますが、人体の体内のpH値は、7.35~7.45の弱アルカリ性に保たれています。腎臓では酸を尿として排泄し、体内をアルカリに保ちます。

体内はアルカリ性、肌表面は弱酸性

(参照:pHってなんだ? [東邦大学医療センター大森病院 臨床検査部])

急いで作られるバリアはアルカリ寄り

肌表面のバリアは、表面から0.2㎜内側の表皮基底層で作られた細胞が、分解されながら押し上げられ、入れ替わり続けています。

この時、十分な分解の時間があれば、肌表面は弱酸性になりますが、バリアの損傷や乾燥、刺激などで、急いでバリアを作る状況になる場合もあります。

ターンオーバーが早い肌は、弱アルカリ性になりやすい

急いでバリアをつくる状況では、必要な時間を経ることができない為、細胞の分解は不十分となり、角質層は未熟なままの細胞でバリアを形成し、肌表面は中性~弱アルカリに傾きます。

その結果、悪玉菌といわれる黄色ブドウ球菌が増えやすい環境になり、かぶれなどが生じます。(オムツかぶれや、肘や膝の内側など、擦れやすい場所では悪化要因が重なりやすくもなります。)

(参照:皮膚細菌叢を制御する脂肪酸[PDFファイル])

化粧品は弱酸性がいいのか?

とはいえ多くの場合、肌表面は弱酸性を維持できますので、化粧品のpH自体はさほど神経質になる必要もありません(弱酸性を売りにしている化粧品メーカーでさえも、「気にしなくていい」と言ってたりします)。

が、肌が敏感、荒れやすい、またニキビなどが化膿しやすい人は、自分の肌は表面のバリアを急いでつくっているか?ゆっくりつくれているのか?を意識しておく方が良いでしょう。

ゆっくりバリアをつくりたい方は、カウンセリングフォームからご相談ください。

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エレクトロポレーションでもニキビが治らない。というご相談 https://www.yoihada.jp/electroporation-and-acne/ https://www.yoihada.jp/electroporation-and-acne/#respond Thu, 05 Oct 2023 03:30:47 +0000 https://www.yoihada.jp/?p=6664 通常行われるイオン導入より、さらに深部に有効成分を浸透させると言われるエレクトロポレーションですが

  • 赤みの跡を消すためにエレクトロポレーションという治療を始めたのですが、それ以降、ぱらぱらニキビが出て、大きいしこりニキビができ、皮膚科に電話したら典型的な好転反応と言われた。根本的に治したいのでPDT治療に変えるか迷ってしまっています。
  • 皮膚科の勧めでイオン導入よりも肌の奥まで導入できるエレクトロポレーションを受けましたが、やはり受けた後に普段よりニキビが出ます。
  • また、美容皮膚科に通っていてハイドラフェイシャルとエレクトロポレーションの施術を受けているのですが、フェイスラインにニキビができて困っています。

エレクトロポレーションでもニキビが治らない事例

といったご相談をいただきます。問題を整理していきましょう。

肌表面のバリア形成

私達の身体は、体の表面を角質層というわずか0.02mmの薄いバリアでおおわれています。
角質層は、肌表面のほんの少し下(0.2mm)の表皮基底層という部分で分裂した細胞が、表面に押し上げられながら分解され、バリア層を形成します。
肌表面のバリア形成

このバリアは身体を守り、垢になり剥がれ、また新しい細胞がバリアを維持し続けています。

ニキビの形成過程

ニキビ形成プロセス
ニキビは肌表面のバリア層(角質層)が毛穴をふさぎ、皮脂が出れない状態、そしてニキビ菌などによる炎症が起きた毛穴の状態です。

エレクトロポレーションとは?

「エレクトロポレーション」については、美容や美容医療の宣伝で言われるものと、「本来エレクトロポレーションといわれるもの」では違いがみられます。

エレクトロポレーション(美容)について解説

本来は「細胞」に電気パルスを当て、(細胞が壊れない極短時間で電流のオンオフのくり返し)細胞膜に一時的に穴をあけ、薬剤を導入する方法です。
(参照:What is electroporation?  、エレクトロポレーション(電気穿孔法)

美容医療やエステなどの広告では、「細胞同士の隙間を開け、美容成分を導入する」というような説明がなされているように、電気パルスにより肌に成分透過の経路を作り、イオン化していない成分でも真皮層まで浸透させるというものです。
(※とはいえ、いくつか見て回った中では「エレクトロポレーション(イオン導入)」という表記もありました。)

(参照:エレクトロポレーション (美容法)

エレクトロポレーションでニキビが悪化した?

上記リンク先にあるように、エレクトロポレーションは機器メーカー自身だけでなく、第三者機関による安全性を確認された純正品を使用するとされています。

もちろん導入の前にピーリングや過度のマッサージなどを行っていれば、バリアのダメージの影響もあり得ますし、また純正品以外の薬剤の使用などイレギュラーな経緯があれば話は変わりますが、それ自体がニキビを形成・悪化させるリスクは低いと考えられます。

何より、治療法以前の問題として、ニキビ自体が複数プロセスを経て形成されます。
見た目から「何かが出ようとしている」ようなイメージもあるので誤解が多いですが、もともと「何かが浸透すれば良くなる(悪くなる)」という性質のトラブルではないことも忘れずにおきたいところです。

(参照:なぜ、ケミカルピーリングでニキビは増えたのか?ビタミンCのイオン導入で効果が出る肌・出ない肌

エレクトロポレーションでニキビが治らないのはなぜ?

ニキビは毛穴で肌表面、皮脂、ニキビ菌などのバランスが崩れると形成されます。
肌表面も皮脂もニキビ菌も、通常、存在するものですから、これらが正常な状態のバランスに回復・維持できている必要があります。

エレクトロポレーションに限らず、ニキビ治療はニキビを治療しますが、バランスの改善や、正常なバランスの維持を行うものではないので、「ニキビが治らない」と「ニキビが出来やすい」を混同しないようにする必要があります。
(参照:ニキビが何度も再発。何をすれば治るのか?というご質問

エレクトロポレーションで解消しないニキビは

上記のように、ニキビの慢性化を解決したい場合は、「ニキビに効く方法」自体がマッチするわけではありません。

ニキビを作るのは毛穴の肌表面、皮脂、ニキビ菌といった要因です。これらは消えてなくなるものではないので、普段の状態をどうするか?どう維持するか?などがポイントになります。

ご相談はカウンセリングフォームから。

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自宅でセルフのハーブピーリングしてもニキビが治らない https://www.yoihada.jp/herbal-peeling-at-home/ https://www.yoihada.jp/herbal-peeling-at-home/#respond Thu, 28 Sep 2023 03:30:05 +0000 https://www.yoihada.jp/?p=6572 ハーブピーリングを自宅でしているのニキビが治らない。またニキビが増えたなどのご相談があります。

  • 通っているサロンで、自宅でハーブピーリングを週3回行うと良いと言われやっていましたが、赤ニキビや大きいニキビが大量に発生。正直この方法でニキビが治るのか。
  • 二キビ専門サロンに通ったり、グリーンピールをかなりやっていた時期もあります。改善は一時しますが、その後また大量のニキビ。
  • ハーブピーリングにハマり、2週間に1回のペースで1年ほど続けた結果、敏感肌になってしまい、腫れ、赤み、痒み、イボ。

自宅セルフのハーブピーリングでもニキビが治らないという相談事例

なぜそうなるのか?どうすればいいか?考えていきましょう。

ニキビができるプロセス

ニキビができる過程
ニキビは、肌の表面の角質層が毛穴をふさいでしまい、皮脂が出れず、ニキビ菌が増えて炎症・・・といったプロセスの結果、毛穴がニキビ状態になったものです。

ハーブピーリングでニキビを治す

したがって「ニキビを治す」場合には、治療や美容を問わず、「毛穴をふさぐバリアの除去」が、第一の選択肢になる傾向があります。
ハーブピーリングのニキビ治療効果やメリット
ピーリング自体が「バリアの除去により、ニキビの構造を壊す」ことができますから、ニキビは治ります。

また、壊すだけで治りますので、即効性もありますし、ザラツキなども除去できますから感触もよく、近年、問題化している抗生剤の耐性菌問題や、ピルなどの副作用などのリスクもなく、治療できます。

通常はエステなどで行われることが多いですが、通うのが困難な場合や、コロナなどもありましたから、自宅で実践する人も増えているのでしょう。
(参照:ハーブピーリングでニキビ悪化、ニキビ跡も増えるご相談

治してもまた出来るニキビ

それで特に問題が無ければ、美容効果のメリットになりますが、肌表面は身体を守るバリアです。

このバリアは「垢になる手前」の死んだ細胞が重なる部分ですので、多少除去しても、下から新しいバリアに入れ替わりますし、「もともと入れ替わり続けているもの」です。

ピーリングは積極的にバリアを除去しますので、結果として肌は身体を守るために、急いでバリアを修復する必要が生じます。

(宣伝などでは「古くなった角質が問題。代謝を良くしてリフレッシュ。」的に言いますが、そういうものではありません。)

ハーブピーリングでもニキビが治らない場合の理由

入れ替わった新しいバリアが正常なバリアの範囲であればいいのですが、「新しくて荒れたバリア」であれば、やはり、また毛穴をふさぎ、毛穴はニキビになります。

これは「治らない」ではなく、「治しても、またできる」ということです。
(参照:イソトレチノインでもニキビが治らない・再発する副作用が…というご相談エピデュオゲルやめたらニキビ再発。どうすれば?

(※)さらに言えば、「ケミカルではないハーブだから安全。肌に良い。」という誤解もありますが、要点になるのは何を使うか?ではなく、バリアをどう扱うか?です。天然成分でもケミカルでも、「バリアを壊す溶剤」は変わっても、バリアを傷めることに変わりがないことが要点です。
(参照:なぜ、ケミカルピーリングでニキビは増えたのか?ホームピーリングでもニキビが治らない。というご相談

相性が悪いと自宅のメリットがデメリットに

この問題は、ピーリング的な方法全般に言えますが、もともとバリアが弱く、ニキビを含めたトラブルが起きやすい場合は、ニキビを治すメリットよりも、肌を傷めるデメリットが優勢になります。

特に自宅でのピーリングは、気が向けばできます。また「ハーブだから安全」という誤解もあり、高頻度で「バリアの壊しすぎ」になりがちです。

ピーリングのバリア破壊のデメリット

「ニキビが治るメリット」と「バリアを壊すデメリット」はトレードオフですし、特に肌の弱い方はデメリットに傾く傾向があるので注意が必要です。
(参照:ターンオーバーを促してニキビは治るのか?というご相談

自宅のハーブピーリングでもニキビが治らないなら

本来ならニキビは、ピーリングなどの対症療法で解決します。

でも、思うように解決しない場合、その原因は上記のように「肌の状態が改善しないまま、ニキビを治し続けている」ということもあります。また、方法によっては「治すほどバリア機能の悪化」も招きます。

ニキビは「完治すればできなくなる」というタイプのトラブルではないので、治そうと頑張ってもうまく行かない場合は、肌全体のバランスの改善も方法です。

まずはカウンセリングフォームからご相談ください

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ニキビ新薬-Winlevi(クラスコステロン)続報 https://www.yoihada.jp/winlevi-clascoterone-2/ https://www.yoihada.jp/winlevi-clascoterone-2/#comments Thu, 21 Sep 2023 03:30:39 +0000 https://www.yoihada.jp/?p=6610 3年前の記事の続報になります。

ニキビ治療薬 Winlevi

海外では既に承認されているニキビ治療薬 Winlevi ですが、承認から2年ほどになるかと思いますが、様々な試験、レビューなども出ています。

以前の記事(参照:これまでにないニキビ新薬-Winlevi)の続報のような形になりますが

12歳以上の尋常性座瘡患者における1日2回局所クラスコテロンクリーム1%の長期安全性と有効性
Long-Term Safety and Efficacy of Twice-Daily Topical Clascoterone Cream 1% in Patients Greater Than or Equal to 12 Years of Age With Acne Vulgaris

機械翻訳の概略

“顔面ので48.9% (156/319) 、体ニキビで 52.4% (65/124)で効果有。”
“18.1%で紅斑、鱗屑、乾燥といった有害事象(TEAE)有。”

ということです。

Winlevi はアンドロゲン阻害薬ということですので、低用量ピルに期待される効果を塗り薬で再現したような薬になります。そのためピーリング的な治療薬のように、刺激やバリアの損傷を伴わず、また抗生剤のような耐性菌問題も伴わない治療薬になります。
(参照:ピルでも悪化・再発をくり返す大人ニキビ。健康的な肌を取戻す方法

ウィンレビのレビュー、副作用など

とはいえ、どのような薬でも個人差はあります。

以下は、ティーンヴォーグ、ピープル誌にも寄稿しているフリーライター、カラ・ネスヴィグ氏の3か月の使用レビュー。

「ウィンレビと、私の性ホルモンニキビの遍歴」
My Hormonal Acne Journey With Winlevi

ピルとスピロノラクトンを使用し抑えていたニキビが妊娠~授乳期が終了して再発。そこでウィンレビを使用することにしたとあります。

7週目には減少しているものの、12週目にはまた増えていますね。

(参照:スピロノラクトンでもニキビが治りませんというご相談低用量ピルの服用、やめたらニキビ再発。というご相談。

また、winleviのHP、重要な安全情報によれば、「かゆみ、灼熱感、皮膚の発赤、皮むけなどの局所的な皮膚炎症」といった副作用。

他にも、取り扱いの皮膚科では、警告と注意事項として「高カリウム血症」も挙げられています。(参照:重要な安全情報 – SUN DERMATROGY)

米国医師のWinlevi解説

(大半がプライベートのvlogのような感じではありますが、一応。)

救世主にはならないまでも

ネガティブ情報も載せていますが、半数近くの人にとっては肌を傷めない対症療法になりうる可能性のある薬ではあります。また上記ビデオにもあるように、「男性が使えるピル」のような側面もあります。

が、いずれにしてもニキビ自体は様々な方法で治せますが、肌トラブルの慢性化を防ぎ、肌をキレイにしていくには、日常的なスキンケアが必要です。
ご相談はカウンセリングフォームから。

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ティーツリー化粧品でも治らないニキビ、どうすれば? https://www.yoihada.jp/can-tea-tree-take-to-clear-acne/ https://www.yoihada.jp/can-tea-tree-take-to-clear-acne/#respond Thu, 14 Sep 2023 03:30:18 +0000 https://www.yoihada.jp/?p=6574 ニキビに効果があるとされるティーツリー配合の化粧品ですが

  • バリアを強くしたいと、ティーツリーを配合したケア用品を塗るようにしたり蒸しタオルをあてていますが一向に良くなりません。ニキビ跡まで出来て悪化してきています。
  • 29歳を超え顎ニキビに苦しんでいます。皮膚科に通い塗り薬を頂いておりますが、一向に良くならず現在も繰り返し、乳スムージーを飲んだりビタミンCやティーツリー配合化粧品も試しましたが治る傾向が見えません
  • 基礎化粧品の後にティーツリーオイルも塗ります。頑張って、お金もかけて、治らないし、新しいニキビもできて、炎症も終わらない理由がわかりません。肌汚いとかブツブツだって言われるの本当に悲しいです。助けてください

ティーツリー化粧品でもニキビが治らないご相談

・・・等のご相談もあります。
ニキビや化粧品について、考えていきましょう。

ニキビのプロセス

ニキビ形成プロセス

ニキビは肌表面の角質層が毛穴をふさぎ、皮脂が出れなくなり、皮脂や角質が詰まり、ニキビ菌などの炎症が起きることで毛穴がニキビになった状態です。

ティーツリーの効果とされるもの

ティーツリーは抗炎症作用や、抗菌作用を期待できる化粧品成分です。
そのため、ニキビなどのようにニキビ菌や化膿を起こす菌が関連する肌トラブルには、効果が期待されると言えます。

“研究によると、ティーツリーオイルは軽度から中程度のニキビの発生に役立つ可能性があります。これは、抗炎症作用と抗菌作用のおかげです。”
(参照:Can Tea Tree Oil Help Get Rid of Acne?)

このあたりはニキビ用を謳うティーツリー配合化粧品でもよく言われていますね。

ティーツリー化粧品でニキビが治らない理由

しかし、化粧品は薬品とは違うものですのです。ステロイド剤のように炎症を止めたり、抗生剤のように殺菌するわけではないので、過度に成分に期待しないよう、注意が必要です。

“魔法の薬ではない。普通の治療薬のような効果はない。”
(参照:Possible Acne Benefits of Tea Tree Oil)

ニキビは、肌のバリア形成異常や皮脂量等も関連しますし、化粧品は医薬品とは別の物です。

ティーツリー化粧品の効果と実際

宣伝が抱かせる「心理的な期待値」と、「実際の効果」にズレが生じる結果「効かない」と感じるのです。(「化粧品の宣伝あるある」とも言えます。)

ティーツリーでニキビや跡は悪化する?

ティーツリーの化粧品を使ってから悪化したといったご相談もありますが、化粧品レベルの緩和な制菌作用しかないので、それ自体が悪化させることは考えにくいです。アレルギーが無ければ、副作用的な現象の可能性も低いでしょう。

化粧品自体に問題が無い場合でも、使用法や美容法で肌を荒らすこともありますし、ニキビの場合で多いのは「薬の使用を終了した結果、ニキビができる」というケースです。

またニキビ痕は、ニキビの悪化度合いだけでなく、傷修復のプロセスがうまくいかない問題もあります。ティーツリーは阻害するものでもありませんので、それ自体にマイナス要因は考えにくいと言えます。
(参照:ニキビ跡の前にニキビを治そう。でもニキビが止まらないご相談

そもそも治しても繰り返すのがニキビ

上記したようにティーツリーに限らず、化粧品の成分広告も、「問題を変わりにくくする要因」になります。そもそも医薬品のような効果(副作用)の可能性も低いからです。

ティーツリーでもニキビが治らない根本原因

次に問題を複雑にするのは、ニキビを「完治すればできなくなる」と誤解することです。

ニキビの条件が揃いやすい肌のままでは、完治してもまたできます。慢性化しやすい人の場合、肌全体のバランスをどうするかも考慮する必要があります。
(参照:ニキビが何度も再発。何をすれば治るのか?というご質問大人ニキビが全然治らない。というご相談

ティーツリーで治らないキビはどうすれば?

ティーツリー自体は化粧品成分として安全性が高く、主に菌に関してニキビに有用な成分と言えますが「薬ではない」ものです。そして、ニキビは「完治してもできる」ような性質のトラブルです。

前提をおさえ、ニキビや効き目に振り回されず、肌のバランスを改善し、トラブルに強く、見た目にもキレイにしていくことが、長期的には問題解決の早道と言えます。まずはカウンセリングフォームからご相談ください。

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弱酸性の肌表面が重要な理由 https://www.yoihada.jp/about-skin-ph/ https://www.yoihada.jp/about-skin-ph/#comments Thu, 07 Sep 2023 03:30:02 +0000 https://www.yoihada.jp/?p=6567 肌表面は「弱酸性が良い」と言われますが、なぜなのか?いくつか前提を置いてお話します。

肌のph値

小学生の頃、理科の実験で「リトマス紙」を使った実験の記憶はあると思います。水溶液の水素イオン濃度による酸性・中性・アルカリ性を測るものです。

上記のカラーチャートで言えば
「0ー3は強酸性」「4ー6は弱酸性」「7中性」「8-10は弱アルカリ」「11-14強アルカリ性」となります。

肌の表面にも弱酸性~弱アルカリがあり、これは部位によっても違います。臀部、陰部、ワキの下は酸性寄り、顔、胸、手などはアルカリ性になりやすい傾向があります。

また赤ちゃんの肌はアルカリ性(約7)で、成長につれて下がり(酸性)ます。

肌表面は環境

私達は自分自身を「自分のもの」と思いますが、肌表面や腸では菌の生態系が存在し、実際は菌と共生して生命を維持している生物です。
肌表面は細菌の生態系
皮膚の常在菌には「善玉・悪玉」の区分があり、主に美容の話で扱われるのは「善玉菌=表皮ブドウ球菌」「悪玉菌=黄色ブドウ球菌」です。

また、ニキビ菌も常在菌ですが、酸素が嫌いで皮脂が好き(嫌気性好脂性)なので、毛穴に棲息します。ニキビ菌自体に複数種類がありますし、ふさがった毛穴で増えやすくなるため、ニキビ菌の善悪は「状況次第」という傾向が強いと言えます。そのため「日和見菌」とも言われます。(いずれにしても全体のバランスが重要です。)

(参照:自然、人間、皮膚の pH「pH in nature, humans and skin」)

肌の基本的な仕組みと役割

肌は身体を守るバリアです。そのため肌の表面では、「角質層というバリア層を作り→はがれて垢になる」くりかえしを続けています。
基本的に肌表面は「使い捨てのバリア」です。

さらにその表面は、毛穴から出る皮脂や脂質、天然保湿因子(NMF)といったアミノ酸などが混じる「弱酸性の皮脂膜」に覆われます。

弱酸性の肌バリア

善玉菌は弱酸性に適し、悪玉菌はアルカリ性に適するため、弱酸性の肌表面は、「善玉菌が増えやすく、悪玉菌が増えにくい環境」になります。

つまり、弱酸性の肌表面は「身体を守るバリア」となるわけです。

肌表面は「使い捨て」ですので、一度弱酸性になれば「終わり」というものではありません。
正常なバリアを安定して作れている必要があり、それを補助、安定させることが日常のスキンケアや手入れということです。
(参照:きれいな肌とは?ニキビの化膿について

肌のphに影響するもの

肌のphに影響するのは皮脂や汗、水分量、場所、体質や年齢、使用する化粧品類など様々です。

※「原因」というより相関関係ですが、ニキビができやすい・慢性化しやすい人では、アルカリ寄りの傾向が観察されるとあります。
(参照:尋常性ざ瘡における皮膚表面の pH: 観察研究と文献レビューからの洞察

忘れられがちなのが、肌が正常なバリアを形成する「過程」で、肌表面のphが弱酸性になるという点です。
本来なら、肌表面はアルカリ性に傾いても、弱酸性に回復します(アルカリ中和能)から、肌表面のphを気にする必要はありません。しかし、トラブル肌ではそれがうまく行かないことが多々あります。

「何を塗ればいいか?」の前に、まずは肌の仕組み・役割をしっかり押さえておきましょう。
健康な肌作りのご相談はカウンセリングフォームから。

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ホームピーリングでもニキビが治らない。というご相談 https://www.yoihada.jp/chemical-peels-at-home-and-acne/ https://www.yoihada.jp/chemical-peels-at-home-and-acne/#respond Thu, 31 Aug 2023 03:30:25 +0000 https://www.yoihada.jp/?p=6548 以前より頻度は減りましたが、ホームピーリングをされている方のご相談には

  • 皮膚科に通院。ディフェリンとダラシンの治療を3年ほどでも効果なし。美容皮膚科で独自調合したホームピーリングで良くなったが、旅行をきっかけに治療前より甚だしくニキビが悪化。
  • アメリカ帰りのエステティシャンのアドバイスで、酸入りコスメを7年程使用。自宅でもホームピーリング。でも何をやっても最初だけで、ニキビができなくなる肌にはならず、今年に入って急激にニキビが悪化しています。
  • 東京の有名皮膚科でVCローションとホームピーリングをもらいましたが、ニキビが出るのは変わらず、以前に比べ赤みも引かない状態。
  • たくさんの皮膚科に通い、初めに効果のあった飲み薬はもう効かず、今は皮膚科で購入したホームピーリング、VC化粧水、塗り薬で対処しています。が、次々ニキビが出てくる問題は解決できず。。。。

ホームピーリングでニキビが治らない事例

などがあります。
「ニキビを治すならピーリング」で間違いとは言えません。
が、うまく行かない場合や、「思ったのと違う」という場合、どうすればいいか?考えていきましょう。

ニキビができる過程

肌の表面では「体を守るため」に角質層という、わずか0.02mmのバリア層が作られ続けています。

角質層の肥厚と、毛穴がニキビになる過程

角質層は毛穴に入り込んでおり、これが毛穴をふさいだ状態になると、皮脂が出れず、また嫌気性・好脂性のニキビ菌が増殖し、毛穴はニキビになります。

ピーリングでニキビを治す

ピーリングは肌表面の角質層のバリアを溶解させる美容法です。

ニキビについては、毛穴をふさいでいるバリアを溶かせますから、毛穴のふさがりやつまりを除去し、ニキビを構造的に壊せる治療法になります。

ピーリングの角質溶解によるニキビ治療効果と、美容効果

また肌表面が荒れて、ゴワつき、ザラつきがある場合、溶かせばつるっとした感触になります。

いずれも「除去」での効果ですので、即時的に変化を感じられるのもメリットと言えるでしょう。

ホームピーリングでもニキビが「治らない」のは?

とはいえ肌表面の「身体を守るバリア」が壊れます。そのような状況で肌は、通常よりも急いでバリアをつくります。

このバリアが毛穴をふさいでしまえば、毛穴はまたニキビになります。

ピーリングをしてもニキビをくり返す理由

もちろん、「またピーリングすれば、また治る」とは言えますし、多くの場合は多少バリアを壊しても大丈夫ですが、もともと肌が弱い方は、バリアを傷めすぎる弊害も出てきます。
(参照:なぜ、ケミカルピーリングでニキビは増えたのか?

宣伝などでは「ターンオーバーの乱れ」「古い角質が毛穴をふさぎ」等の説明はあります。

が、乱れているから毛穴をふさぐわけでもありませんし、バリアを除去すれば正常に回復するわけでもないのです。

普通に洗顔している人は「古い」ということも考えられませんので、日常的に自宅で行うことで、かえって二キビが悪化していく、赤みや痒み、皮脂過剰を伴うなどの問題も生じます。
(参照:ハーブピーリングでもニキビ跡が残る、消えない「何をしてもニキビが治らないのはなぜ?」というご質問

ホームピーリングでもくり返すニキビはどうすれば?

ピーリングはバリアを壊す方法ですので、即効性がありますし、またつるっとした感触で「良くなった感じ」を得ることはできますので、家で自分でこれができれば、と思うことは不思議なことではありません。

が、角質は除去しても作られ続けます。それで肌が正常なバリアを回復、維持できる方法ではありません。むしろ気軽に自宅で「壊して荒れるサイクル」が定着すると、肌は常に荒れ、毛穴はニキビの要因が重なりやすくなります。

もし、ホームピーリングを頑張ってるのにニキビが解消しない場合は、まずはカウンセリングフォームからご相談ください。

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Vビームでもニキビが良くならない。というご相談 https://www.yoihada.jp/acne-recurrence-vbeam/ https://www.yoihada.jp/acne-recurrence-vbeam/#respond Thu, 24 Aug 2023 03:30:08 +0000 https://www.yoihada.jp/?p=6279
  • 皮膚科によっていわれることが違うため原因もわかりません。
    抗生剤、ビタミン剤、Vビームなどの自費治療も10回以上受けてますが良くならず。
  • サリチル酸マクロゴールピーリング、Vビームを続け、ベピオも使ってます。赤ニキビをくり返して、ニキビ跡も消えないです。
  • 高校でニキビが悪化して、ロアキュテインで一度はきれいな状態に。大学に入って再発し、美容皮膚科でクラリティ、Vビーム、ビタミン剤、ピーリング、いろいろ試したがなかなか治らず、3年、4年とどんどん悪化してニキビ、ニキビ痕がひどくなり辛いです。

Vビームでニキビが治らない事例

ニキビができるプロセス

ニキビは「肌表面のバリアが毛穴をふさぎ→皮脂が出れなくなり→ニキビ菌などが増え→炎症」といったプロセスで「毛穴がニキビ化」するとイメージするのが良いでしょう。
毛穴がニキビ化するプロセス
発疹や、体内毒のようなものとは違います。

Vビームのニキビ治療効果

機器の世代間差はありますが、Vビームレーザーは、血管に関わる様々な病変(赤みトラブル)に対応する治療機器です。ニキビに関しては、

“臨床試験において、Vbeam 595nmレーザー治療は、治療した患者の炎症性にきび病変の90%以上を除去”
“炎症性ニキビ病変をターゲットにし、隆起と赤みの両方を軽減。細菌を攻撃しやすくするため血液細胞をゆっくりと加熱、皮膚表面下のニキビを治療。”

とあります。

Vビームによるニキビ治療

※詳細は→参照:カンデラ社HP Vビーム

実際、ターゲットを破壊できますから、ニキビは治ると考えられます。ではなぜ「治らない」というお悩みになるのか?

問題は「治してもまたできる」

  • 高校1年生からベピオゲルはつかっています。大学生で、美容皮膚科に通い、Vビームレーザーやピーリングを繰り返し、ベピオとダラシンを塗りながらなんとか落ち着きましたが、この数年で再発してつらいです

Vビームでニキビ再発のご相談

Vビームに限りませんが、物理的に「できたニキビ」を治す方法は様々あります。たとえばピーリングやビタミンA、皮膚科のお薬の多くは毛穴をふさぐ角質層を除去しますし、ピルなら皮脂抑制、また殺菌などでもニキビは治せます。

ニキビは治りますが、そもそも「ニキビの出来やすさ」は病気とは違うので、治す治さないで解決できる問題とは違います。
(参照:ニキビ肌の特徴-「なぜ自分だけ?」というご相談

Vビームとニキビの「くり返し」

Vビームレーザーが皮脂腺にダメージを与え、皮脂抑制できたとしても、その効果は「その毛穴」での話です。他の毛穴でニキビの要因が重なれば、また出来ます。

(参照:皮脂腺凝固法でもニキビ治らず。どうすれば?というご質問アグネス治療でもニキビが治らないというご相談

ニキビのくり返しはなぜ起きるのか?

ニキビは、「肌表面のバリア、皮脂、ニキビ菌」といった、誰の顔にも普通に存在するものでできています。これらのバランスが改善されなければトラブルは起きますし、ニキビもできます(毛穴がニキビになります)。

肌では「治してもまた出来る」ということになり、感覚としては「治らない」となります。この「肌の出来事」と「感覚」とのズレも、問題を長引かせる一因かもしれません。

Vビームレーザーで解消しないニキビはどうすれば?

ニキビは上記のようなトラブルですので、本来、対症療法で治療すれば終わりです。

逆に治療を長期間続けてもでき続ける場合は、ニキビを治すだけでなく、肌のバランス改善も一つの選択肢になります。

とくにニキビ治療やニキビケアは、人によっては刺激が強く、かえって肌のバランスや調子が崩れることもあります。

まずはカウンセリングフォームからご相談ください。

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デュアックでニキビが増えた、悪化した。というご相談 https://www.yoihada.jp/duac-can-increase-the-risk-of-acne-worth/ https://www.yoihada.jp/duac-can-increase-the-risk-of-acne-worth/#respond Thu, 17 Aug 2023 03:30:34 +0000 https://www.yoihada.jp/?p=6478 デュアックを使用されていた方のご相談では、

  • 3年前からベピオ、デュアックに加え、抗菌薬も処方してもらっていましたが、最近はよりひどくなってきてしまい、全体に炎症ニキビがある状態です。
  • デュアックを皮膚科で処方してもらいなんとか治るもまた徐々に悪化。基本的にニキビの薬を塗り始めてからずっとテカリがすごく常に皮脂が出ているような肌です。
  • 学生の頃から顎ニキビが出来やすく、去年まではデュアックを塗って治ってまた出来てを繰り返し、この半年で赤ニキビが悪化。これからのケアに不安を抱いています。

デュアックでニキビ悪化のご相談

などがあります。

本来ならニキビを治す効果の高い薬ですが、合わない場合はあります。どう考えるといいのか?

毛穴がニキビになる過程

ニキビはブツブツの見た目で誤解が多いですが、まず肌表面のバリア層が毛穴をふさぎ、皮脂の出口が無くなり、ニキビ菌が増殖するといった流れでできます。
ニキビ形成プロセス

デュアックのニキビの治し方

ニキビは肌表面が毛穴を覆うことでできます。なので、表面を除去して毛穴を開き、また殺菌や細菌の増殖抑制をすることで治療や予防ができます。

デュアックのニキビ治療効果

デュアックに配合される過酸化ベンゾイル(BPO)はバリアを除去し、殺菌します。
また抗生物質も配合されているので、これも殺菌・菌の増殖抑制をしてくれます。

(参照:デュアックの効果や副作用のご相談

デュアックでニキビが増えたり悪化する理由は?

※そもそもの話として、過酸化ベンゾイル製品は使用開始時、ニキビが増えることはしばしば観察されるようです。

“最初はニキビが悪化することもあります。”
Acne: Treatment With Benzoyl Peroxide

でも肌の表面のバリアは、除去しても作られ続けますし、ニキビ菌も常に毛穴に存在する菌で絶滅するわけではありません。

(参照:ターンオーバーの期間=ニキビが治る期間ではないなぜ、ケミカルピーリングでニキビは増えたのか?

デュアックでニキビが悪化し増える理由

また、肌表面のバリアを除去すれば、肌は急いでバリアを作るようにできています。急いで作られるバリアは荒れやすいですし、正常な状態に回復しないまま「ニキビのプロセス」が繰り返されるようになった場合、ニキビは出続けますし、悪化や増えることも不思議なことではありません。

(参照:肌トラブルとは?

デュアックでも治らないニキビはどうすれば?

ニキビに多い誤解の一つに「ニキビが治る=ニキビができなくなる」があります。
上記にもあるように、ニキビを作っているのは「肌表面、皮脂、ニキビ菌」といった、誰の顔にもあるものです。

肌や毛穴がノーマルな状態に回復し、維持できていなければ、ニキビができる事は不思議なことではありません。

バリアを除去し続けることで、毛穴のふさがりは除去できますが、正常なバリアの入れ替わりに回復したり、維持したりにはなりません。

ニキビを治してもすぐにできてしまうなら、まずはカウンセリングフォームからご相談ください。

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ニキビ治療薬の新機軸なるか?新規抗菌ペプチドAvidumicin https://www.yoihada.jp/avidumicin/ https://www.yoihada.jp/avidumicin/#respond Thu, 10 Aug 2023 03:30:02 +0000 https://www.yoihada.jp/?p=6525 東京薬科大学薬学部より、ニキビ発症、悪化に関与するニキビ菌(Cu.acnes)の増殖を阻害する新規抗菌ペプチドAvidumicinを発見というニュースです。

近年では従来の抗生物質が効かない「薬剤耐性菌」の増加が問題視されています。

ニキビについても「抗菌薬耐性アクネ菌」が問題とされ、そういった点からも、BPOアダパレンといった成分によるピーリング的なニキビ治療や、抗生剤ではない殺菌などが推奨される傾向にあります。

肌の「自然の力」を利用

本来、皮膚常在菌は、それ自身が抗菌物質を産生することで、皮膚マイクロバイオーム(肌の菌の生態系)のバランスを維持する上で重要な役割を果たしていると考えられています。

そこで、ニキビ菌と同じく皮膚常在菌の「Cu. avidum」が作る抗菌ペプチド、「Avidumicin(アビデュミシン?と読むのかな。)」を発見。

これにより、これまでの抗生剤のようなニキビ菌の「薬剤耐性化」を防ぎ、ニキビ菌以外の菌に影響を与えず、また、すでに薬剤耐性になったニキビ菌にも効果が認められるということです。

これまでの治療薬のデメリットを克服する可能性を期待できる発見です。

今までのニキビ治療のデメリットやリスクを回避

医療・医薬分野的には耐性菌の問題を回避できますし、また私たちスキンケアの分野としても、一部の人で起きるバリアの損傷による問題の悪化を回避できます。
(参照:ディフェリンゲル、やめたらニキビ再発。どうすれば?イソトレチノインでもニキビが治らない・再発する副作用が…というご相談)

「炎症を伴うニキビ」に関しては、耐性菌リスクと肌のダメージを回避しながら対処できますので、長期的なニキビでも悪化に至らせないことも可能になるかもしれません。

※抗菌ペプチドについては

皮膚免疫における抗菌(宿主防御)ペプチドの役割」順天堂大学大学院

生体防御の秘密兵器・抗菌ペプチド」東邦大学

ニキビを治せても「くり返しできる」問題なら

ニキビ自体は条件が揃えば「できてしまう」タイプのトラブルです。そのため、ニキビ治療は「対症療法」的になります。

本来なら対症療法で解決できますが、ニキビの「できやすさ」は、病気ではありません。

そのため「ニキビができやすい」という問題を改善していくのは、肌のバランスの改善が重要です。

ご相談はカウンセリングフォームから。

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デュアックで治ったのに、やめたらニキビ再発。というご相談。 https://www.yoihada.jp/acne-come-back-after-duac/ https://www.yoihada.jp/acne-come-back-after-duac/#comments Thu, 03 Aug 2023 09:13:23 +0000 https://www.yoihada.jp/?p=6461 一時供給不足だった時期もあるようですが、デュアックについてご相談が増えています。

  • 社会人になってからニキビがよくできるようになりました。デュアック配合ジェルと抗生物質を飲んで暫くすると良くなりますが辞めるのをきっかけに悪化してきます。
  • 3年ほど前から皮膚科に行って、べピオゲル、デュアックで改善はされましたが、定期的にニキビができます。ニキビ跡による頬の赤みやニキビがゼロの時がありません。
  • 皮膚科に通いデュアックや内用薬を飲むも使っている間しか改善せず、治るとまたすぐに出来てきて、医者には「そのうちに治る。」と言われましたが全く信用できないです。

デュアックのご相談事例

どう考えると良いか?整理していきましょう。

ニキビができるプロセス

ニキビは肌表面の角質層が毛穴をふさぎ、皮脂が出れなくなり、その中で嫌気性好脂性のニキビ菌が増殖し、炎症を起こす、というプロセスで進行します。

ニキビができるプロセス

ニキビに対するデュアックの効果

デュアックは過酸化ベンゾイル、クリンダマイシンの合剤です。つまり毛穴をふさぐ角質を除去しながら、殺菌や菌の増殖抑制をする薬になります。

デュアックでニキビが治るプロセス

(参照:デュアックの効果や副作用のご相談

デュアックの使用をやめると再発するのはなぜ?

デュアックに限りませんが、ニキビの治療は、バリアの除去でニキビの構造を壊したり、皮脂抑制、殺菌など、様々なアプローチを組み合わせて行われます。

デュアックの場合なら、使用中は薬がバリアを除去し、殺菌・抗菌します。これでニキビを治せますし、防げます。そして使用をやめ、効き目が無くなると、肌は「素の状態」です。

デュアックでも再発する理由

再発する/しないは、この「素の状態」によって変わります。肌の状態が回復していれば問題ありませんし、バリアが荒れやすい人や、肌のバランスが崩れやすい場合はまたニキビができることにもなります。

“ニキビ治療薬は肌の状態を変えることはない。治療を中止すると、毛穴は再び影響を受け、吹き出物が再発します。

ニキビ治療薬は、皮脂やバクテリアを減らし、古い角質を取り除きます。治療を中止すると、にきびが再発する可能性がある”

(参照:Why Pimples Can Return After Acne Treatment

(参照:ニキビ治療は対症療法なので、根本的に治したい。というご相談

デュアック配合ゲルを使い続けるとどうなりますか?

長期間使用された方のご相談もあります。

  • 中学生でニキビ治療を始め、デュアック配合ゲルを昨年まで(5年間)使っていました。
    その間は、ニキビがたまにできるくらいでした。しかし昨年から一気にニキビができ始め、今ではニキビ跡とニキビが顔中にあります。
  • ニキビの治療で現在はデュアックを塗布しており、一時期だいぶ良くなったのですが、中止してから、ニキビが再度酷くなりました。できるニキビのほとんどが膿んで、ニキビ跡になって悪循環です。

デュアック配合ゲルを使い続けるとどうなるのか?

ニキビが続く場合は「ニキビを治し続ける」のも方法ですが、もとの肌質や、環境など相性によっては、過激な治療でさらに肌のバランスが悪化してしまう人もいます。

デュアックで却って長引くニキビ

デュアックをやめたら再発するニキビはどうすれば?

ニキビの要因が重なりやすい人にとっては、治療が効いても「やめたら再発」ということになります。要因が重ならないように「治し続ける」も方法ですが、肌の弱い方には負担が大きい方法になります。

色んな薬、治療でもニキビの再発をくり返す場合、まずはカウンセリングフォームからご相談ください。

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個人輸入のイソトレチノインでも治らないというご相談。 https://www.yoihada.jp/isotretinoin-from-private-imports/ https://www.yoihada.jp/isotretinoin-from-private-imports/#comments Thu, 27 Jul 2023 05:49:22 +0000 https://www.yoihada.jp/?p=6432 イソトレチノイン製剤の個人輸入で、自分で治療される方のご相談には

  • 口周りのニキビが嫌で、個人輸入でのイソトレチノン服用をはじめました。
    片頬のニキビは減りましたが、服用を開始してエラ周りがひどくなって、しこりと炎症を伴ったものになっています。なんとかきれいに治したいです
  • 社会人になり、一時は良くなりましたがまた荒れました。現在個人輸入のイソトレチノインを服用してますが一向に良くならなくて泣きそうです。
  • エピディオでも手に負えなくなり、個人輸入でイソトレチノインを服用してます。それでも毛穴がつまって白にきびや小さいしこりニキビができます。

イソトレチノインの個人輸入のご相談

等ありますが、複数の視点で考えていきましょう。

ニキビの形成要因

ニキビ形成プロセス
ニキビは肌表面のバリ層が毛穴をふさぎ、皮脂が出れず、ニキビ菌などの増殖によりできてしまいます。

ニキビに対するイソトレチノインの効果

ニキビに対するイソトレチノインの作用
イソトレチノインは簡単に言えば「バリアの除去・皮脂抑制」をします。そのためニキビには効果的な薬になります。

(参照:イソトレチノインでもニキビが治らない・再発する副作用が…というご相談

医師の管理の下で使用すべき理由

とはいえ、効果の強い薬は、副作用の問題も生じます。

以下、米国医療ジャーナルサイト「Verywell health」
ニキビ治療のための6つのアキュテイン代替品ーイソトレチノインが合わない場合のその他の選択肢
※エステシャンによる記事で、医師監修。副作用について抜粋。

“唇の荒れ、皮膚の乾燥とかゆみ、発疹、ドライアイ、鼻血、目の炎症、夜盲症、関節痛と筋肉痛、一時的に髪の毛が薄くなる、日光に敏感な肌、胃の問題”

“※一般的でないものの、その他の重篤な副作用が以下
頭痛(脳への圧力の増加による)、肝臓ダメージ”

最近はSNSなどでも「角栓が気になり使用する」なども散見され、早く強い変化は消費者心理には良いとは思いますが、身体に合わせるべきです。

サイトでも注意喚起されていますが、イソトレチノインは「医療専門家の厳重な監督下で」と考えるべきでしょう。

稀ですが

  • 今は、アキュテインで落ち着きましたが、今でもニキビができます。また、アキュテインは通販で購入したので、皮膚科の先生にも相談できずに悩んでいます。

イソトレチノイン服用は医師に相談すべき理由

というご相談もあるのですが、とにかく個人での使用は避けましょう。

厚生労働省 アキュテイン(ACCUTANE)(わが国で未承認の難治性ニキビ治療薬)に関する注意喚起について

アキュテインは、欧州においては ロアキュテイン(ROACCUTANE) の名称で販売されています。 また、ジェネリック品についても同様の注意が必要。

商品名: ソトレット、アムネスティーム、クララビス、イソトロイン、アクノティン

イソトレチノインでも改善しないニキビなら

ニキビ自体は肌表面のバリア、皮脂、ニキビ菌といった「誰の肌にもあるもの」でできてしまうトラブルです。

薬の使用中や治療中に効果があっても、これらのバランスが回復できない肌では、作用や治療効果が消えるとトラブルが起きやすいままです。

大半の方にとってはニキビは「治せば終わる」トラブルですが、シナリオ通りに改善しない場合、まずはカウンセリングフォームからご相談ください。

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