
ニキビと摂食障害
「ニキビが摂食障害のリスクを高める可能性がある」との研究。
摂食障害とニキビの関連
以下、簡単な要約になります。
イェール大学医学部のノック、コーエン博士らは、ニキビと摂食障害との関連を調査。
約7400人の患者のデータを分析し、ニキビのない207000人以上の人々と比較。その結果
「摂食障害の潜在的な危険因子としてのにきびの関連性を実証しています」
とのこと。
調査の前提
特に「すでに心理的危険因子を持つ患者では、ニキビは外見に関する懸念をさらに高め、認知バイアス(例:体型の過大評価)と行動(例:摂食障害の発症の根底になる食事制限)を引き起こす刺激として機能する可能性があります」と指摘されています。
ニキビや摂食障害が主に10代の若者に影響を与えると考えられているにもかかわらず、この研究には18歳以上の成人のみが対象の限定的なものであること、後向きコホート研究のため因果推論が限定的であることも強調されており
「摂食障害の危険因子としてのニキビの重要性を強調する可能性があり、将来の研究にはすべての年齢の人々を含める必要があります」とコーエン氏は述べています。「摂食障害の兆候や症状を経験している人は、その人にニキビがあるかどうかに関係なく、専門家のケアを受けることを強くお勧めします。」
ということです。
海外の記事で多いですが
「外見へのこだわり」自体は、多少なりとも誰しもあるものですが、海外の記事では、特に若者の「SNS映え」の懸念が指摘されていることが多いです。
年代が違うと実感しにくいですが、以前には考えられない「量」の美容に関する「評価」にさらされる情報環境ですので、「外見に関する自己評価の低下」や「理想の体型への固執」といった心理的な側面への影響も、「以前の世代」が想像する以上にあるのでしょう。
(参照:英国、西欧のニキビの増加率など)
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2025年6月5日12:00 / 投稿者:kazuyuki terada