ニキビ・ニキビ跡解消のコツ


ニキビに関する情報はたくさんあります。そして・・・

  • ニキビ用化粧品をいろいろ試して治らない。
  • 私は大人ニキビ?思春期ニキビ?
  • ストレスでこんなに続くとは思えないんだけど
  • ニキビは体の毒を排出すれば治るのですよね?
  • 私はピルで減ったのですが、止めるとまたでます。
  • なんで好きなものを食べて夜更かししてるあの子の肌がきれいなの?
ニキビはどうすれば治るのか?

ニキビの原因はいろいろ言われます。またニキビの見た目からも想像や俗説による誤解も多くあります。そしていろんな情報を読めば読むほど、どんどん混乱していきますよね。問題を解決するには、まず、問題の全体像をよく知ることです。問題が解らないまま間違った方法を続けると、どんどんマイナスの方向へ行ってしまいます。

ニキビと毛穴

ニキビができやすい毛穴・脂腺

脂線性毛包
ニキビの種類について様々な情報がありますが、できているニキビ自体は化膿や炎症の程度で見た目は違いますが、基本的に同じつくりのものです。
ニキビができやすい毛穴を「脂線性毛包(しせんせいもうほう)」といいます。カンタンに言いかえると皮脂を出す脂線が発達して、毛が細い毛穴です。 この毛穴は顔、背中、胸などに多くあります。つまりこれらの場所でニキビができやすいのは、このような毛穴があるからです。

ニキビ形成の条件

ニキビは3つの条件が重なるとできます。

ニキビが作られるプロセス
ニキビ形成機序

  1. 毛孔の閉塞―毛穴がふさがります。
  2. 皮脂分泌の量が増えます
  3. ニキビ菌の増殖

毛穴がふさがり、皮脂の分泌量が増えれば、出口の無い毛穴に皮脂がたまります。 そこに皮脂が好きで、空気が嫌い(好脂性・嫌気性)なニキビ菌(C.acnes)が増殖すると、ニキビ菌は炎症をおこす遊離脂肪酸をつくる酵素や、プロテアーゼ・ヒアルロニダーゼなど細胞外炎症誘発物質を産生し、ニキビは炎症を起こします。

ニキビの3条件が重ならない状態が「正常な肌=キレイな肌」です。

正常な肌では、毛穴はふさがりませんし、正常な皮脂膜が作られ、細菌の増殖も抑制されます。

ニキビは人口の9割が経験するといわれていますが、多くの方は悪化や長期化することはありません。 それはほとんどの方は正常なお肌を作れるからです。

ニキビ慢性化とリスク

肌質が敏感な場合は本来ならほうっておいても治るニキビも慢性化しやすく、悪化しやすくなります。 ニキビの解消に最も重要なのはこの点です。
ニキビ治療、ニキビエステと、根本的解決法の違い
なぜなら、くり返すニキビが問題の場合、仮に一度ニキビを治しても、またニキビができ、ニキビ跡も増えていくからです。

ニキビ治療との違いと方針

ニキビ治療やエステ、ニキビ用化粧品の使用は、主に「今あるニキビ」の解消を目的としています。つまり、これらの方法はお肌のバリア構造を正常にし、維持する目的ではありません。

また、これらの方法は「正常な肌を作る」と考えた場合、マイナスの要因となるリスクが高くなります。
ニキビが慢性化する理由

がんばればがんばるほど「その場しのぎ」をくり返すことになり、さらに「肌」にとってはマイナスになります。 そのためニキビをはじめ、トラブルをさらに悪化させるリスクをわざわざ高くしているとしたら・・・。

根本的な解消を望まれる場合、これらの方法は避けるべきです。

ニキビ・ニキビ跡の根本解消のために

このように、単に今あるニキビを治すことは、「ニキビができ続ける・ニキビ跡が残る」などの問題を 解消する目的とは違うものです。

そのため、これらの方法で「いつまでたっても治らない」や「一時良くなってもまたできる」とお悩みになることは 何も不思議なことではありません。

ニキビ解消の早道

こういった状態が続くと、「体の中の毒素?」「ストレスだから?」「普通のニキビと違うの?」などの考えに陥りがちですが できているニキビ自体は同じものです。

また、「ニキビを治す方法」を行うことで、かえってお肌が過敏になり、正常とは程遠い状態になり、それを長期化させると かえってニキビを長期化させ、ニキビ跡をふやし続けるというリスクを高めます。

この場合の解消方法は

  • まず「肌を正常に回復する」ことで、ニキビができない肌にしていく
  • その過程で「今あるニキビ」を解消していく

この優先順位が必要で「原則」になります。

この原則から外れると、ニキビ・ニキビ跡をくり返すリスクが高いのです。

ニキビ・ニキビ跡の根本解消法

化粧品に頼る、エステ、治療、美容機器に頼っても、ニキビ・ニキビ跡が慢性化する肌からの回復には無力です。 またクレンジングや洗顔を間違えたり、皮膚をこする、ピーリング行為、レーザー治療などを行うことは論外です。

ニキビ用化粧品、敏感肌用化粧品の使用は正常な角質層形成に無意味です。 同時にこれらの製品の使用で皮膚表面の皮脂膜に異常をきたすと、赤ら顔を伴ったり、重度の化膿を引き起こすリスクもあります。

ニキビやニキビ跡は「治せば解決する」と思われがちですが、長期化、慢性化するニキビには治療行為で角質層を破壊し問題を悪化させたり、 何度治してもくり返しニキビが発症するくり返しに陥るリスクを避けられません。

ニキビ・ニキビ跡が続く根本原因を見極め、適切なスキンケアを実践すべきです。

その為には、確かな情報と経験に裏打ちされた良い肌のカウンセリングを受け、ニキビ・ニキビ跡の根本原因を探り出し、 正しいスキンケアの励行と日常生活の注意事項厳守が必要最低条件です。

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2013年9月20日01:32 / 投稿者:kazuyuki terada