ニキビ跡治療より、ニキビ跡が自然に消える肌になる選択
ニキビ跡が治りません
- 頬から顎に色素沈着のニキビ跡がたくさんあり、新しいニキビも頻繁
- 薬の効果でニキビは減ってますが、ニキビ跡が酷い状態です
- 何種類かレーザー治療をしましたがニキビ跡が消えません
- ニキビ跡がたくさんあって辛いです。顔を見るのはもういやです..
ニキビ跡は、ニキビが「治った跡」です。したがってこれを治そうと考えることは「治った跡を治そう」ということになってしまいます。
これは単に言葉の問題ではなく、肌の状態の問題です。
ニキビ跡が残る状態から回復して、きれいな自然な肌色を取り戻す第一歩は、むやみに治そうとして肌を傷つける前に、肌の状態を理解しておくことです。
ニキビ跡はニキビで傷ついた痕
まずニキビは毛穴の角質層が毛穴をふさぎ、毛穴から排出される皮脂が肌表面に出れなくなり、ふさがった毛穴でニキビ菌などにより炎症が起きる状態です。(参照:ニキビ・ニキビ跡解消のコツ)
炎症が起きれば、周囲の組織が傷つきます。そしてニキビの状態が終った後でも、その傷跡が残り、それがニキビ跡となります。(参照:ニキビ跡の色素沈着を、清潔感のあるスッピン肌に変えるには?、ニキビ跡の赤みが残る治し方と、自然な肌色に回復できる方法の違い)
ニキビを繰り返し、ニキビ跡が残りやすい肌とは?
ニキビは毛穴で起きるトラブルで、毛穴がある真皮層は、肌表面から約2ミリ程度の浅いものです。したがって、この周囲の傷はさほど深い傷ではありません。
またニキビそのものは、「人口の約9割が経験するよくあるトラブル」ですが、多くの方は小さいうちに消え、跡も残りません。
つまり、ニキビやニキビ跡は気になる症状ではありますが、実際を考えれば、その症状よりも、「ニキビができやすく、悪化しやすく、跡が残りやすい肌」が重要な問題といえます。
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そのような肌の問題が解決しないままなら、ニキビを治しても「またできる・跡が残る」という流れは変らないからです。
またニキビやニキビ跡の治療は、トラブルに敏感な肌にとっては過激なものが多くあります。ピーリングやレーザー治療は、それ自体が「肌を元気にする・活性化する」ように思われていますが、実際には「傷つける行為」です。
傷つくことで、皮膚はそれを修復するために活性化はしますが、それが期待通りの「傷と修復」かは、その肌次第、その肌の自己責任となります。(参照:ニキビの完治なら、「ニキビの原因と治療法」の見直しを)
むやみに肌を傷つけたり刺激してしまうと、肌が弱い角質層を急いでつくり、ニキビのくり返しやニキビ跡が悪化するリスクもありえるのです。
ニキビが続かず、ニキビ跡も残らない肌になりませんか?
ニキビ跡はニキビと同じく「目につく症状、気になる症状」といえます。ですから「治したい」と思うことは、不思議なことではありません。
でも本来、小さな傷跡にすぎないはずのニキビ跡が「キレイに治れない」のは、症状の問題よりも、傷の治癒がスムーズに行われない肌の問題です。
またそのような肌では、ニキビ跡にかぎらず、ニキビをはじめとする肌トラブルが慢性化しやすい傾向も多くあります。
そして、多くの方はニキビができてもこじらせることなく、跡も残らずスムーズに消えていき、慢性的に肌に悩むことはありません。
したがってこれらを効率よく、安全に改善していくには、まずトラブルを起こしやすい肌の問題を解決することが重要です。
そのためにはまず、WEBカウンセリングを受けて、症状だけでなく、症状の背景にある肌の問題を理解し、そこから解消に取組むことが最善です。
私たちもあなたと同じように、悩んでいました。でも今は...
2014年6月10日21:17 / 投稿者:kazuyuki terada