イソトレチノインをめぐる裁判


イソトレチノインと精神疾患をめぐる裁判ニュージーランド、9年前、当時14歳の少年がイソトレチノインを飲み、症状悪化とともに強迫性障害(OCD)を発症。
あらゆるものを不潔と感じ、1日5時間のシャワー、数時間で着替える、物を触れないなど、生活が成り立たない状態に。

家族側はACC(事故補償公社)に補償を申請しましたが、認められず、裁判。という流れです。

Nine-year fight for cover: Family claim acne drug gave teen severe OCD

ダグ・ブレムナー医師の見解

原告側の精神医学研究者ブレムナー医師は、米国FDAのイソトレチノインに関する副作用データ(FAERS)を分析しました。

1982〜2023年の報告では、
「イソトレチノインの精神症状 28,951件:比較薬(ミノシレン)796件」で、その内訳は

  • 自殺念慮 → 4902件 : 45件
  • 自殺 → 757件757件 : 38件
  • うつ → 14,988件 : 132件

など、イソトレチノインの報告が大幅に多いと指摘しています。

※ただし、FAERSは、医師・患者・製薬会社が「副作用かもしれない」と思った事例を報告する仕組みであり、因果関係は証明しません。

ACC側の見解

上記に対し、ACC側の専門家は次のように反論しています。

  • FAERSは自発報告で、報告数が多い=薬のせいとは言えない
  • 重度ニキビの人は、もともと精神症状が出やすい
  • 脳の損傷を示す医学的証拠(MRI画像など)がない
  • OCDは思春期に自然に出ることも多い

したがって「薬が原因とは言えない」としています。

個人輸入は避けましょう

上記が法的にどのように扱われるかは分かりませんし、薬と精神症状の明確な因果関係も確定していません。

が、イソトレチノインはニキビに対しても「強い作用」がありますし、最近では不妊症男性の精子の増加が観察されるなど、まだ分かっていない体への影響もあります。
個人輸入で気軽に使用するのではなく、医師の管理下で使用すべきでしょう。
(参照:イソトレチノインは潜在的に危険な処方薬であり、医療専門家や薬剤師の厳重な監督のもとでのみ服用すべきです。

イソトレチノインでもくり返すニキビはどうすれば?

イソトレチノインでニキビは治りますが、お悩みの立場で期待される「治る」とは限りません。あくまで服用中の効果なので、イソトレチノインでの治療が終われば再発したり、副作用で使えなくなれば再発したり、というご相談は続いています。

ニキビ治療が、期待されるような根本治療ではないこと、そもそも対象になるニキビが、「病根により続くトラブル」でもないためです。

どう考えて、どうすればいいか?まずはカウンセリングフォームからご相談ください。

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2026年2月5日12:00 / 投稿者:kazuyuki terada