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寒い時期の赤ら顔なら、見た目とバリアのカバーから


「そんなに赤くない」と言われても

気温が下がり、暖房を使うことが多くなり、屋内外の気温差が広がってくると赤ら顔のご相談が増えてきます。

外から建物の中に入ると、顔が照れてるように赤くなって、それを見られてると思うと、恥ずかしくてさらに赤くなる。そんな悪循環もありますよね。

環境の変化と肌の変化

肌の役割は水分・体液が外にもれず、異物や細菌の侵入を防ぐバリア機能があります。この役割は主に角質層(0.02mm)と、それをつくる表皮層(0.2mm)で行われます。(参照:きれいな肌

それだけでなく、さらに体温調整も皮膚の重要な役割です。

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表皮よりもさらに下の部分には真皮層があります。ここにはコラーゲンやエラスチンといった弾力繊維があり、毛細血管もこの深さに張り巡らされています。

基本的に寒い環境にさらされる皮膚は、体温を逃がさないために毛細血管が収縮します。

逆に、寒い外から扉一枚隔てた暖房の効いた屋内に入るだけで、10度以上の気温の変化が一瞬でおこります。すると毛細血管は一気に拡張し、頬はのぼせた様に赤くなります。

寒い季節にはこのような急激な変化がくり返され、毛細血管は拡張しやすくなります。特に頬はお顔の中でも毛細血管密度が高く、表皮をすかして赤さが目立ちます。

そして、もともと乾燥しやすく敏感肌の傾向がある場合、その肌は外気温の変化と関係なく、バリア機能の問題としても赤みを帯びやすくなります。そのためこの傾向はさらに顕著になります。

刺激を受ける最前線

角質層は表皮基底層で分裂した細胞が、徐々に表面に押し上げられて形成されます。

表皮細胞が角質層になる時、細胞自体は死滅します。そしてアミノ酸・脂質・ケラチンタンパクに分かれ、レンガとモルタルセメントのような構造をつくり、環境の変化から体を守ります。

角質層は、わずか0.02mm、その下の表皮層を含めても、毛細血管が存在する真皮層まで、0.2mmしかありません。特に湿度が低い季節は肌が乾燥し、敏感になりやすく、気温の刺激に対して強く反応をおこし、赤みが強く、慢性化しやすくなります。

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これが顕著なのは「赤ちゃん肌」です。乳児・幼児の肌はキメが細かくきれいですが、皮脂量が少ないため、水分が漏れ出しやすく乾燥しがちです。そのため、冬は特に頬は真っ赤になり、その表面もひび割れのようにガサガサと荒れることもあります。

まずは刺激の遮断から

あなたのお肌を気温の変化の刺激から守るには、まず乾燥などの刺激から肌を守ることが必要です。これは環境が厳しくなるほど重要になります。そのためにはまず、あなたの肌のバリア構造を正常に保ち、刺激の影響を最小限にすることが必要です。

そして、さらに、「十分な肌の保護」も必要です。角質層・表皮層はもともと極めて薄いものですが、あなたが乾燥しやすく、しかも環境が刺激になる肌質の場合、薄い皮膚の上に、保護メイクを行うことで、これらの刺激への反応を予防・防止します。

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肌の上に、もう一枚薄く保護膜をつくるイメージです。そして当社では見た目の赤みをカバーしながら保護をする方法を行えます。(参照:赤みの保護カバーメイク赤ら顔解消のコツ

気温の変化で肌の赤みが強くなること自体は、誰にでも起こりうる皮膚、毛細血管の反応です。要は「程度の問題」なのですが、あなたの肌で特に顕著に感じるなら、人目にも気になり、精神的な苦痛も大きくなります。

環境の変化と、変化に対する肌の反応は、あなたにとって日常的な問題です。したがってこの解決は日常的なスキンケアを行い、肌のバリア構造の回復とその維持を行う必要があります。まずはWEBカウンセリングが問題解決の第一歩です。

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2013年11月11日17:28 / 投稿者:kazuyuki terada