一酸化窒素によってニキビの原因菌を殺菌


medicalresearch.comに最新のニキビ治療に関する記事が掲載されています。

Acne Causing Bacteria Killed By Nitric Oxide Generated From Nanoparticles

アダム・フリードマン博士(米国皮膚科学アカデミー認定専門医)のインタビュー記事。以下、一部取り上げます。

ニキビ治療においては、過酸化ベンゾイル、サリチル酸、レチノイドを含む薬品(※有名なものではディフェリンなど)、抗生物質など、これらはすべて、かぶれなどを含む様ざまな副作用に苦しむことにもなります。
炎症や乾燥、剥離や跡、耐性菌、そして肌色が濃い患者では炎症が最終的には皮膚色素異常症になるなど。

これらの有害な副作用は、多くの患者にとって用法を守りにくくさせ、結局は効き目にも影響します。

と、あります。
ここまではニキビ治療は「効果」だけでなく副作用もあり、それが治療の継続における障害になるというお話ですね。

そこでフリードマン博士は「”生物学”と”ナノテクノロジー”によって、ナノ粒子から発生する一酸化窒素によるニキビ菌の殺菌と、ヒト皮膚細胞への安全、さらには炎症の阻害を確認した」ということです。

これにより従来的な過酸化ベンゾイル、ピーリングやディフェリン、抗生物質などで起きる、患者の皮膚での諸問題や薬剤耐性菌などのニキビ治療におけるリスクの解決になる可能性があるということです。

また技術革新によって、安定性などが向上すれば製品化・商用化においてはニキビ以外の炎症性疾患にも応用できる可能性があるようです。

参照
ニキビ治療薬として過酸化ベンゾイル配合ベピオゲル承認
過酸化ベンゾイル、サリチル酸を含むニキビ製品のリスク
ディフェリンで悪化したなら、ニキビを治す前に「肌の見直し」を
皮膚科の治療薬でもくり返すニキビを根本解消して健康美肌になる方法

上記、アダム・フリードマン博士が話すような副作用などに悩まれる方や、「ニキビが治りはするが、新たなニキビを繰り返す・ニキビ跡が残る」と言うようなご相談を連日いただいています。

そして一酸化窒素による治療も、ニキビ治療によるリスクの軽減は可能なようですが、かといって新たなニキビの予防ができるわけではないようです。
実際、ニキビを繰り返す経緯と、できたニキビの治療は、本来的に目的と方法が合致しません。

「繰り返すニキビの解決策」と言う目的ではありませんので、この点については整理しておきたいところです。(とはいえ薬剤耐性菌の問題解決は、現状非常に重要なことになりつつあるようです。)

参照
皮膚科でもくり返す、しつこいニキビを根本的に止める方法
ニキビ半減でも95%がニキビ跡になるニキビ治療

治療リスクを回避するニキビの解消法は

ニキビ治療は対症的な治療ですが、対症療法で問題が解決するなら、その方が効率的です。
実際多くのケースでは、ニキビ治療や美容治療は消費者のニーズにこたえるものだと思います。

でも、もしあなたのお悩みが「ニキビを治しても繰り返す」のであれば、問題の見方、考え方、そして取り組み方を変えることをお勧めします。
そうすることで自ずと得られる成果も変わってくるからです。

もし今まであなたが様々な治療をしてきたにもかかわらず「思ったように解消しない」「治しても治してもまたできる」と長期間お悩みで、ちょっと目先を変えて解決に取り組んでみようとお考えなら、まずはWEBカウンセリングをお申し込みください。

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2015年7月28日02:57 / 投稿者:kazuyuki terada