フォトRFでもニキビがくり返し、ニキビ跡も残るご相談


  • ニキビ跡治療のために、美容皮膚科でフォトRFを受けましたが、効果が見られず、今もなお増え続けるニキビとニキビあとに悩み続けています。
  • 様々なピーリング、オーロラ、フラクセル、CO2レーザーの複合治療と抗生物質で頑張ったのに完治せず、契約が終わって治療も終わり。
  • 皮膚科でフォトRFとビタミン剤、青と赤のLED治療をしています。でも、ニキビができてニキビ跡も結構あります。
  • 皮膚科や美容皮膚科でピーリング、フォトフェイシャル、オーロラ等繰り返しましたが、10年以上治っては出来ての繰り返し。
  • クリンダマイシンリン酸エステル、ディフェリンに加え、ピーリング、オーロラ治療、イオン導入などよくなりませんでした。
  • 月に一回フォトRFにも通っているのですが、少し赤みは薄くなったように感じるのですが、ニキビは出来続けます。

フォトRFでニキビやニキビ跡を完治させたかったのに、繰り返しニキビが続いたり、その結果当たらにニキビ跡が残るというお悩みをいただきます。

ニキビは「ニキビを治せば解決する」と考えられがちですが、治しても繰り返したり、ニキビ跡が増えてしまったり、治療と再発のイタチごっこに陥ることもありますので、それを意識しておきましょう。

ニキビの形成プロセス

ニキビの形成要因を簡単にまとめれば「毛穴がふさがり→皮脂が排出されず→腫れる」というものです。

通常の毛穴の形状であれば、皮脂は皮膚の表面に排出されますのでニキビという状態になりません。

しかし、毛穴の皮膚の表面である角質層が毛穴をふさぎ続ける場合は、結果としてニキビや角栓が続くことになります。
角質層は常に入れ替わるものですから、入れ替わった角質が毛穴をふさぐような状態なら、毛穴がふさがれ続けるのです。

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つまりニキビの慢性化は、「毛穴がふさがる状態の慢性化」と言い換えることも言えます。
(参照:大人ニキビの原因と、それを知っても治らない理由ニキビを治す方法を頑張っても、新しいニキビができるなら

ニキビ跡は傷痕

また、できてしまったニキビは毛穴にできた小さな傷のような状態です。そしてその傷痕がニキビ痕の状態です。

このような傷は小さなもので、傷の治癒のプロセスが通常通りスムーズに進行すれば、スムーズに治癒します。

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しかし、傷が刺激を受けやすかったり、皮膚が強く炎症を起こす場合、キレイにスムーズに治癒し難く、その結果としてニキビ痕になりがちです。
(参照:ニキビ跡が皮膚科でも治らない場合の方針のたて方ニキビ跡の色素沈着の対策。レーザーでもダメな場合の解決法

フォトRFでもニキビのくり返し、ニキビ跡が残るのは

これらはいずれも皮膚の表面が正常に形成され、安定していれば続くこともありません。ニキビは多くの方が経験する「よくある肌トラブル」ですが、ほとんどのケースでは小さなニキビであり、悪化や慢性化しませんし、放置しておけばきれいに消えます。

しかし、肌表面を正常な状態で安定で気ない場合、毛穴がふさがる状態も続き、慢性化しやすく、同時に傷治癒のプロセスもスムーズに進まないためにニキビ痕が残りがちです。

色素細胞は、肌表面の角質層を作る表皮細胞と連動し、毛穴をふさぐ角質を作り続ける状態では色素細胞が活発になりやすいのです。実感としては「残る」のですが、肌で起きていることは「出続けている」ということです。

だからニキビが続く肌ではニキビ跡も残りやすい傾向があります。
そして色素細胞が作った色素を焼いても、色素細胞が活発なままなら、新たな色素は作り続けられるのです。

またこのような肌の状態は、悪化しやすさにも関与します。
(参照:皮膚科の先生も悩むニキビの「くり返し」の処方箋治してもくり返しできる大人ニキビを解決する方法

肌質とニキビ治療、ニキビ跡治療の相性

あなたのニキビやニキビ跡が一過性のトラブルであるならフォトをはじめとする美容治療などで症状を治療すれば問題は解決します。

しかし肌がトラブルを起こしやすいままでは「治しても→またできる」ということになりがちです。

特にレーザーやフォトフェイシャルのような美容治療は軽度の火傷を負うことになります。

新しい機器が出るたびに「以前よりも安全性が高まった」という宣伝はくり返されますし、安全性は実際に高まっていると思います。

とはいえ、基本的な考え方は「傷つける→再生を期待する」という、傷と治癒のメカニズムを期待する方法です。

そして行うこと自体は傷つけることです。したがって特にトラブルを起こしやすい肌では、肌質と方法の相性には気を使うべきです。

(参照:フラクショナルco2レーザーでもニキビ跡が残りニキビも続く

トラブル肌の改善が第一歩

またこれらの方法は「今あるトラブル症状」への治療であり、「トラブルを起こしやすい肌」は性質や傾向、そして環境との相性でもあります。

ニキビの「慢性化」や、ニキビ痕が「残りやすい」場合、上記した様にくり返されるバリア形成の問題でもあります。

これには肌質の傾向や、環境への対処が重要になりますので「症状に対して治療を行い→一発逆転」的に考えるのではなく、日常的に「肌の」手入れ・ケアを行い、肌の状態を変えて行くことが重要です。まずはWEBカウンセリングからご相談ください。

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2016年7月31日00:54 / 投稿者:kazuyuki terada