
12歳から17歳の90%以上がニキビでストレス(台湾の調査)
台湾時報の報道、「台湾ニキビ・酒さ学会が実施した調査によると、12~17歳の90%以上がニキビによる不安を感じ、学業に影響を及ぼしていることが示された。」ということです。
Over 90% of 12-to-17-year-olds stressed by acne(Taiwan Times)
12~25歳の1,000人が回答
以下、要約です。
- ニキビもしくはニキビ跡がある回答者の88%が「もっと良く見えたら」と感じ、ニキビのない回答者の46%よりも、外見に対する意識や社会的な評価が気になる傾向が強い。
- また、12~17歳の71%がニキビが学業に影響すると回答し、18~35歳の56%が学業や仕事に影響があると回答。
- 医療機関の受診は5%で、60%が早期の治療しなかったことを後悔、70%が瘢痕の改善方法が見つかることを望んでいると世論調査で示された。
とのことです。
医師によるコメント
“黄毓惠医師は、ほとんどの人はニキビは脂性肌、または清潔さの欠如のためと信じていると述べた。”
とあります。
現在では「洗い過ぎはかえってよくない」という話は多く見られますが、「大人ニキビ・思春期ニキビ」という区分は多く宣伝されています。
大人は「乾燥が原因、ストレスが原因、ホルモンバランスが原因、ターンオーバーの乱れが原因」などの解説があり、そのための治療法が紹介されます。
逆に思春期の場合は「皮脂が原因→清潔に」という情報が今も多いかと思く、その結果、「皮脂過剰」や「不潔では?」という意識で、洗い過ぎたりなど、かえって肌を傷めて、問題を悪化させている人も多いかもしれません。
治療してもくり返す思春期ニキビはどうすれば?
ニキビはブツブツした見た目のために、誤解が多いのですが、明確な病根のようなものがあるわけではなく、肌表面で複数要因が重なった状態です。
また、ニキビを構成する肌表面の角質層、皮脂、ニキビ菌自体は、健康な美肌にも存在し、そもそもそれら自体は必要なもののため、作られ続けるものです。
だから「根本治療」という考え方にもなじみません。
ニキビが長期化する本来的な問題は、ニキビ自体というよりも、悪化度合いや頻度の程度差として考えることも方法です。
まずはカウンセリングフォームからご相談ください。
私たちもあなたと同じように、悩んでいました。でも今は...
2025年8月21日12:00 / 投稿者:kazuyuki terada