ニキビのイタチごっこ、抜け出したい
ニキビの悩みは、ニキビそのものだけではなく、その長期化です。
- 中学2年生でニキビができて、デェフェリンゲル、べピオ、アクアチム、すべて効かず。大学生3年生からイソトレチノイン治療をはじめましたが、4クール終えた今もできはじめ、結局いたちごっこ。
- 高校生辺りからニキビが出始め、落ち着いた時期もありますが、現在悪化してきまさはた。治っては出来てのイタチごっこになっています。皮膚科は何箇所か行き、処方薬やニキビ専用の化粧品などを使用しましたがよくなりません。普通の肌になりたいと思い、相談させて頂きました。
- 美容皮膚科のニキビ用化粧品(ダラシンローション、ピーリング化粧水など)を使い続け、効果がありましたが止めるとまた肌荒れが起こり、いたちごっこだと思ったので止め、その後、漢方、ディフェリンゲル、べピオゲル、ゼビアックス、ロコイドクリームなど、処方される外用薬を塗りましたが、一時的に良くなり、後は効かなくなりました。ニキビのことばかり気にする生活もうんざりで、肌を取り替えたいです。
何度もくり返すニキビはどうすればいいか?の前に、どのような状態なのか?客観的に理解しておきましょう。
普通の毛穴とニキビ状の毛穴

通常、毛穴は、毛穴深部で分泌された皮脂を、肌表面に排出しています。肌表面のバリア層は毛穴に入り込んでおり、ここが毛穴をふさぎ、皮脂が出れず、酸素が嫌いで皮脂が好きなニキビ菌が増えると、炎症を起こします。ニキビはこのようなプロセスが毛穴で進行した状態です。
「ニキビを治す」とは?
毛穴をニキビにしているのは、皮脂の出口をふさいだバリア、皮脂、ニキビ菌です。

そのためニキビ治療やニキビケアでは、バリアを除去し、皮脂抑制し、殺菌する等を組み併せ、ニキビを治します。
ニキビの「いたちごっこ」の背景
上記でニキビは治りますが、毛穴をニキビにする「バリア・皮脂・ニキビ菌」は、肌に必要なものなので、常に作られ続けています。
施術や薬でニキビを治しても、入れ替わり続ける「バリア・皮脂・ニキビ菌」が、毛穴をニキビにする間は、ニキビはくり返しです。(参照:治らないニキビの正体はこれです。)

この状態は「治してもできる」です。が、意識としては「治らない」となります。そのため「治し方」を変え続け、「薬が強くなっていく」「皮膚科より美容皮膚科」という流れも出てきます。
しかし、原理は同じですので、別の治療でも、治療後に入れ替わり続ける「バリア・皮脂・ニキビ菌」が、毛穴をニキビにすれば、ニキビはくり返しです。
(参照:NY医師「ニキビの根本治療は無い」-根本解決はどうすれば? , 誤解が多い「ニキビが治る過程」のイメージ)
ニキビを治す・再発のイタチごっこはどうすれば?
もともとニキビは「肌に必要なもの」でできるので、ニキビを治しても要因が消えるわけではありませんし、要因は作られ続けます。
これらのバランスが崩れやすい肌では、トラブルが起きやすく、トラブルの一つがニキビです。また、ニキビ治療は、肌に必要なものに手を入れますので、かえってバランスの問題が生じることもあります。
ニキビのイタチごっこに陥った場合、「どうすれば?」の前に、ニキビ自体ではなく、イタチごっこの背景を理解し、肌のバランスを崩すリスクの回避をしつつ解消に取り組む必要もあります。
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2025年11月27日12:00 / 投稿者:kazuyuki terada
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