薬に頼らずニキビの無い肌になりたい
ニキビに悩むと、どうしてもニキビ自体の「有無・増減」が気になります。なので「治そう」となりますが、それでも長期化すると
- 皮膚科、エステ、美容皮膚科でも変化がなく、イソトレチノインを6ヶ月程飲み続け、ニキビ1つない綺麗な肌になりました。ですが、飲み終わって半年も立たずニキビが一気にでき始め、今度はロアキュタンを違う飲み方で6ヶ月。またニキビはなくなったのですが、飲み終えて1ヶ月程でまだニキビができるようになってしまいました。
薬を飲んでいる時は効果がすごく満足していましたが、もうこの薬には頼りたくないです。すっぴんでも綺麗な肌でいたいです。 - 皮膚科の薬を現在塗ってはいますが、引いた時もありますが、それでも現在はまたブツブツです。薬はアダパレンゲルなどを使用しています。いつまで塗り薬を塗らないといけないのか、それがないとまた汚くなってしまってずっと塗り薬が必要なのかと思うと違和感です。依存せずに生きていけるようになりたいです。周りには綺麗な人たちしかいないので余計に肩身が狭くて、生きてるのまで辛くなっています。
- 塗り薬の塗布期間は、減少しますが、塗らなくなると必ず再発します。皮膚科治療で減りましたが、根本的には直らず、病院に行っても無駄な気持ちになり一生このままなのかと悲しくなります。薬の力に頼らず、明るい肌になりたいです。
ニキビに悩まされ続けること、化粧品や有効成分を探してSNSや情報に翻弄されて疲れています。
といったお悩みになっていきます。
情報も含めて、色々整理していきましょう。
毛穴がニキビ状になる過程
通常の毛穴では、皮脂は表面に排出され、皮脂膜として肌を守るバリアの一部になりますが、「肌表面のバリアが毛穴をふさぎ、皮脂が出れなくなり、酸素が嫌いで皮脂が好きなニキビ菌による炎症」といったプロセスが毛穴で進むと、毛穴はニキビ状態になります。

ニキビ治療薬の効果
したがってニキビ治療では、毛穴をふさぐバリアの除去、皮脂抑制、殺菌・抗菌といった方法を行います。

これらのいずれか、もしくは複数でニキビ自体は治ります。
「薬が終わるとまたニキビ」の循環
ニキビを治すこと自体は、上記のように難しいことではありませんが、ニキビは、「肌に必要なもの」でできるトラブルです。
肌のバリアも皮脂も菌も、「毛穴をニキビにする要因」ですが、同時に体に必要なものなので、除去や殺菌・抑制しても、作られ続けます。つまり、もともとニキビの要因は作られ続けています。(だからニキビ自体は、人口の9割が経験します。)
ニキビは本来的には「一時的」で済むことがほとんどです。ニキビの要因が重なり、毛穴がニキビ状になっても、肌は本来のバランスに回復し、正常な範囲で落ち着くからです。

だから、ニキビ治療のシナリオも、この自律的な回復を前提にしています。ニキビ治療自体は、「肌が回復するまでの期間」をしのぐため、対症療法を行います。
そのシナリオの前提どおりに肌が回復せず、ニキビ終わらない肌では、薬の効き目が切れればニキビが再発したり、効きが悪くなり慢性化する等も起きます。
(参照:治らないニキビの正体はこれです。 , NY医師「ニキビの根本治療は無い」-根本解決はどうすれば?)
薬でニキビを治す・肌が健康でキレイになる
肌のバリアも皮脂も菌も、当然「美肌」の人でも作られ続けています。
その様な肌では、毛穴の状態もノーマルな状態が続き、上記のように、たまに調子を崩しても回復します。だからニキビはできにくく、できてもじきに治ります。

「薬でニキビを治している状態」の肌は、「ニキビが無い状態」にはできますが、薬の効き目が切れた時・治療が終わった時に、肌が回復・安定していなければ、ニキビの要因はまた重なります。
ニキビ治療や治療薬はあくまで「ニキビを治す方法」で、「肌を正常にし、安定させる目的の方法」ではありません。
(参照:誤解が多い「ニキビが治る過程」のイメージ)
健康でキレイな肌はどうすれば?
とはいえ多くの場合、これをさほど気にする必要はありません。シナリオ通り、肌が回復するまでの間、薬の効き目で治しておけばいいわけです。
逆に言えば、いつまでも治療と再発をくり返したり、悪化していく、効かなくなったなどの場合、また副作用などで薬を使えなくなるなどの場合、また別の見方や考え方もあります。
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2025年10月30日12:00 / 投稿者:kazuyuki terada
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