二度とニキビができないためにはどうすれば?

二度とニキビができないようにするにはどうすれば?というご質問


この十数年で、海外のニキビ治療薬も承認され、ニキビ治療の選択肢は増えました。
でも何事も100%は難しいことです。

  • 約5年前くらいからディフェリンゲルやベピオゲルで出来たニキビは治りますが、新たに出来てニキビが無い状態がないです。最近では外用薬も効果がなく赤みやブツブツがひかなくなってきています。完全に二度と出来なくしたいです。
  • 皮膚科や美容皮膚科も一通りやりましたが無限にニキビが出ます。なにをしても繰り返すのでニキビのない肌の記憶がないです…。。根本的に出来ない肌になりたいと切に思ってます。
  • ディフェリンとダラシンとビタミン剤の内服を続けろということで1年ほど続けましたが、ひどくなる一方です。精神的にもかなりきています。もう二度と繰り返さないにはどうしたらいいでしょうか?

二度とニキビができないようにしたいご相談

このように「治療を頑張ってもニキビが出続ける。二度とできないようにするには?」とお考えの場合、他にどういう選択肢があるか?スキンケアの立場から問題を考えます。

ニキビの形成と進行プロセス

ニキビは「肌表面のバリアが毛穴をふさぐ→皮脂が出れない→ニキビ菌増殖→炎症」といったプロセスで進行します。

ニキビができる原因

「毒を出そうとしている」的なイメージを宣伝する方もいますが、そうではなく「(通常なら肌表面に出るはずの)皮脂が出れない」です。

「ニキビが治る」とはどういうことか?

上記の構造がニキビです。したがってニキビを「治す」ためには

  • 毛穴をふさぐ角質の除去・・・(ピーリング、レチノール、アダパレン、過酸化ベンゾイル、イソトレチノインなど)
  • 皮脂抑制・・・(低用量ピル、パントテン酸など)
  • 殺菌・・・(抗生物質、過酸化ベンゾイルなど)

等が行われます。

ニキビを治す方法の俯瞰図

これら、もしくはこれらの組み合わせで、ニキビは治ります。
(参照:できたニキビを治す・できる前に治す)

ニキビを治しても、二度とできないわけではない

ニキビは上記のような方法でも治ります。

でも「二度とできないようにしたい」と悩む方が抱えるのは、
「治してもすぐできる」「治ったと思ったら再発」
などの問題です。

しかし、そもそものニキビのプロセスを考えましょう。
ニキビを構成しているのは、「肌の表面のバリアや、皮脂、ニキビ菌」といった「誰の肌にも普通に存在するもの」です。

ニキビのある肌とない肌は同じものでできている

つまり、ニキビがあっても無くても、肌には常にニキビの要因がありますし、これらは肌に必要なものです。

肌の表面は、バリアを除去しても次々と作られます。皮脂も洗い流してもまた出ます。ニキビ菌も殺菌してもまた増えます。これらは消しようがありません。

(参照:きれいな肌とは?肌トラブルとは?)

したがって、ニキビを治しても、これらのバランスが「ニキビができやすいまま」であれば、ニキビができますし、一時的にバランスが変わっても、戻れば再発することになります。(皮脂腺凝固法のようなニキビ治療なら、皮脂腺を焼きつぶし皮脂を出なくします。「その毛穴」にはニキビはできなくなります。)

ニキビに関する誤解

ニキビは「完治すれば→できなくなる」とイメージされがちです。そのため、治してもニキビができると、「完治していない」という意識になります。

ニキビの完治に関する認知のズレ

でも、上記にあるように、その時ニキビが完治しても「肌に普通にあるもの」のバランスが崩れれば、毛穴はニキビになります。

「完治したい人がイメージするニキビ」と、「実際のニキビと、その慢性化」の認識にズレがあるわけです。

例えばですが、

虫歯になり→虫歯治療する→虫歯完治となっても、「歯を磨かなくていい」となれば、また虫歯はできます。

ダイエットを頑張って→目標体重達成→「もうこれで好きなものを食べれる」→また元通り、もしくはリバウンドです。

身体ではこういうことは普通ですし、あなたもこれらを「虫歯が完治しない」「肥満が完治しない」とは思わないはずです。ニキビも同じです。

ただ、ニキビの場合は、もともと「治せば済む人」(こういう方が大半です)を基準にすれば、「治せば=できなくなる」と感じますし、また、そう感じさせる宣伝も多くあります。

ニキビを治しても再発する人、完治する人

でも、実際の肌は必ずしも「宣伝の都合」には合わせてくれません。肌の仕事を続け、ニキビの要因も作り続けます。

(参照:「何をしてもニキビが治らないのはなぜ?」というご質問ニキビが永遠に治らない気がする。というご相談

ニキビができなくなるためには?

ニキビをできなくする方法を、治療的な立場で考える場合は「治し続ける」「出来る前に治し続ける」になります。「毛穴がニキビにならなければいい」という目的なら間違いではありませんし、それで問題が無ければ結果オーライと言えます。

ただし、スキンケアの立場で言えば、そのように「治し続けた肌」は「健康でキレイか?」という問題もあります。

これは「価値観や目的」「問題意識と解決した状態」によっても変わりますし、実際の「それぞれの肌と方法の相性の問題」もあります。

だから一概に「これが正しい」と言えることではありません。

でも、もしあなたが「単にニキビを治したいわけじゃない。肌をキレイに健康にしたいからニキビに悩んでるんだ」とお考えなら、まずはカウンセリングフォームからご相談ください。

選択肢の一つにはなるかな?と思っています。

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私たちもあなたと同じように、悩んでいました。でも今は...

2021年12月28日16:14 / 投稿者:kazuyuki terada