アグネス治療でもニキビが治らないというご相談
- アグネスという治療をし前よりは少しだけ落ち着きましたが、赤いしこりニキビや炎症ニキビがフェイスラインと首に増えてきました。
- 元々常に数個は顔にニキビがある状態で、25才でニキビが顔全体に大量にでき、アグネス、BHAピーリングでも、ニキビが再発し、非常に悩んでいます。
- 同じところに繰り返すのが本当にストレスとなり、アグネス治療することにしました。アグネスのお陰でできなくなった箇所もありますが、なんど治療しても繰り返すところがあります。もう本当に辛いです。
毛穴の構造
体の中でも、顔・背中・胸元あたりは、ニキビができやすい部位と言えます。
これらにある毛穴は、脂腺性毛包といわれるもので、特徴としては「発達した皮脂腺・狭い毛穴」です。
つまり、はじめから他と比べて、「油分が多く、出口が少ない」傾向があります。
(参照:ニキビ・ニキビ跡解消のコツ)
ニキビの形成プロセス
ニキビはブツブツの見た目のせいで誤解も多いのですが、できるプロセスは「肌表面のバリアが毛穴をふさいでしまう→皮脂が出れなくなってしまう→ニキビ菌などによる炎症」といったプロセスが毛穴で進んだ結果、できてしまうものです。
アグネス治療でニキビが治る理由
ニキビは上記のプロセスで形成されますから、ニキビを治す方法はおおむね「毛穴をふさいでいるバリアの除去」「皮脂抑制」「殺菌」といった方法になりますし、複数の組み合わせにもなります。
アグネス治療の場合では上記とは違い、微細絶縁針を用い、直接RF(ラジオ波)を流し、皮脂腺を凝固させ破壊するというアプローチとなります。
したがって「その毛穴」では、ニキビが治りますし、再発もしにくくなります。(参照:皮脂腺凝固法でもニキビ治らず。どうすれば?というご質問)
(参照:AGNES MEDICAL)
「アグネスでもニキビが治らない」と感じる時の肌の状態
とはいえ、顔だけでも毛穴の数は諸説ありますが、約2万~20万といわれています。
同じ毛穴でくり返すニキビなら、皮脂腺を焼けばニキビは治り、予防はできます。でも次々に隣の毛穴にできるようであれば、やはりキリが無いということにもなります。
肌自体がニキビのプロセスが発生しやすい場合は、方法に関わらず、ニキビを治療してもニキビはできやすいままと言えます。
そもそも、ニキビを構成しているのは、肌表面のバリア、皮脂、ニキビ菌ですから、これらが「ニキビになるバランス」に傾きやすい肌では「完治しても再発」ということが起きてしまいます。
出続けるニキビ解決のゴール
ニキビができやすい場合、気持ちとしてはどうしても「完治したい」と思いますし、その場合の「完治のイメージ」は「ニキビができない」というものです。
しかし、実際のニキビをつくるのは「肌に当たり前にあるもの」ですし、それらの条件が揃えば、毛穴はニキビ状になります。
したがって「根本治癒」のイメージで解消に取り組んでうまく行かない場合は、ニキビ自体より、肌のバランスを考えて解消に取り組むことが一つの選択肢になります。
ご相談はカウンセリングフォームから。
私たちもあなたと同じように、悩んでいました。でも今は...
2023年7月6日18:52 / 投稿者:kazuyuki terada