抗生剤でもニキビが治らない

抗生剤でもニキビが治らない。というご相談


以前ほどではありませんが、抗生剤でニキビを治してもくり返したり、効かないなど、ご相談があります。

  • 小学高学年からニキビができ始め、皮膚科、ニキビ専用サロンにも通ったが治まらず、今も皮膚科で治療を継続中で、ずっと抗生剤を飲み続けていますがニキビは頻繁にできます。
  • 30代に入ってニキビができ、37歳で一気に増えた。
    皮膚科を3件ほど変えて、抗生物質、漢方薬、アレルギー剤、ビタミンなどの飲み薬に加えて一時ステロイドも服用するもあまり改善せず、荒れる→良くなる→荒れるを繰り返す。
  • 皮膚科でダラシンとべピオ、飲み薬の抗生剤を出してもらいましたが、やはりボコボコの新しいニキビもできておりなかなかよくなりません。ニキビの増減で一喜一憂、ずっとニキビのことを考えてしまいます。
  • 抗生物質を3ヶ月飲み、綺麗に治って2ヶ月ほどしたらまた同じフェイスラインにぶわーっと出来ます。また抗生物質を3ヶ月飲み、治っては出来る、の繰り返しで5年が経ちます。

抗生剤でもニキビが治らないご相談やご質問

ニキビに悩んでいる渦中では、どうしてもニキビについて「治る・治らない」で問題を捉えがちです。でも、それではうまく行かない場合もあります。何をどうすればいいか?考えていきましょう。

毛穴がニキビになるプロセス

ニキビは基本的に、「肌表面の角質層が毛穴をふさいで」→「皮脂が出れなくなり」→「酸素が嫌いで皮脂が好きなニキビ菌が増え」→「炎症」といったプロセスが、毛穴で起きた状態です。
ニキビ形成プロセスとニキビ菌

抗生剤でのニキビ治療

そのためニキビを治療する場合は、「毛穴をふさぐ角質の除去」「皮脂抑制」そして、「殺菌」といった方法が単体、もしくは複合的に行われます。これによりニキビは治療できます。

抗生剤のニキビへの効き目

抗生剤はニキビ菌の殺菌や増殖抑制をしますので、ニキビ菌は増えることができなくなり、ニキビは治るわけです。

抗生剤でニキビが治っても、またできる

抗生剤でニキビは治りますが、「ニキビが治ること」と「ニキビができなくなること」は必ずしも一致しません。

ニキビをつくるのは「肌の表面・皮脂・ニキビ菌」ですが、これらはニキビができやすい肌でも、ニキビができにくい肌でも存在します。絶滅するわけではないですし、しても良いことはありません。(通常の毛穴では、ニキビ菌は有用な菌でもあります。)

抗生剤で治しても、ニキビをくり返す理由

問題はこれらがノーマルな状態を「日常的に維持」できているかどうかであり、ニキビができやすいバランスの肌のままでは、治してもできやすいままになってしまいます。

(参照:ニキビを根本治療したい。というご相談善玉ニキビ菌と悪玉ニキビ菌?

抗生剤が効かない

また抗生剤は耐性菌の問題がつきものです。
薬剤耐性菌は、殺菌しきれなかった菌が生き残り、増えていくことで生じる問題です。このようになれば抗生剤は効きません。

そのため現在では角質を除去・剥離する方法や薬を使用し、毛穴のふさがり・詰まりを無くし、ニキビの構造を壊す治療が増えています。(参照:「過酸化ベンゾイル(BPO)の薬でもニキビが治りません」というご相談

また菌の影響は少なくとも、角質の肥厚や皮脂過剰な状態でもニキビの構造はできますので、そのような場合は抗生剤の効果も限定的となります。

抗生剤で解決しないニキビはどうすれば?

ニキビができて抗生剤で治癒し、繰り返さなければ問題はありません。
ただ、抗生剤は耐性菌の問題からも長期使用は避けられる傾向があります。

抗生物質に限りませんが、ニキビ治療は対症療法=「一時しのぎ」です。とはいえニキビは本来、一時しのぎしているうちに解決できるケースがほとんどです。

少しわかりにくいですが、ニキビが慢性化しやすい場合は、「治る」と「できない」について、整理して理解しておく必要があります。

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2023年11月30日12:30 / 投稿者:kazuyuki terada