肌断食でニキビが治らない、悪化したというご相談

肌断食でニキビが治る肌と、肌断食も効かない肌


肌断食でニキビが増えたり悪化するけど好転反応?治まるまでの期間は?

肌断食によって「余計な破壊」をやめれば、ニキビの要因になる肌荒れは治まるはずですが、肌が短期間で落ち着かないこともあります。

その場合、ニキビができ続けたり、悪化したり、増加したりということもあり得ます。

それまで行っていた「バリアとニキビを破壊する治療やケア」を止めることで、肌や、肌を取り巻く状況も変化します。すると、肌は「変化・状況」に対応をします。

このような反応は、必ずしも「肌の健康と美容に都合がいい状態」ではありません。

厚くなりすぎたり、ボロボロのバリアを急いでつくるなど、ニキビやそれ以外の肌トラブルを伴うことがあります。

この状態を好転反応と考えるかどうかは、「しばらくすれば反応が落ち着くかどうか」に依存します。

つまり、短期間で済めば、「あれは好転反応だったのか(一時的なバランスの変化だった)。」と解釈できますし、いつまでも落ち着かないなら、「好転反応だろうか?」となります。

いずれにしても、余計なケアや治療を止めることはマイナスにはなりませんが、肌の状態が「望む状態か」どうかは別の問題になります。
(参照:ターンオーバーを促してニキビは治るのか?というご相談

肌断食でニキビが治らない。跡が残る。顎ニキビが悪化する。

そして、バリアの状態が回復しないままであれば、やはり肌はトラブルを起こしやすいままです。

肌断食でもニキビが続く

ニキビはそのような肌の状態でトラブルの一つとして起きる現象でもあります。

バリアのバランスを回復できない肌では、ニキビの形成要因も重なりやすく、また、ニキビ跡をキレイに回復するのも困難になります。

また顎やフェイスラインなどは、人によっては水分が不足しやすく、元々毛穴の狭い場所です。だから、ちょっとしたことでニキビの要因が重なりやすく、結果的にニキビが出やすいままになります。

「肌を休める」の誤解

これは肌断食に限らず敏感肌マーケットでも流通している考え方ですが、 「スキンケアやメイクで酷使している肌を休め、肌本来の再生力を高める」といったイメージがあります。

最近では化粧品の広告も過剰気味になりますので、「化粧品に含まれる成分や栄養が、肌に積極的に作用を起こす」かのように誤解される方も少なくありません。

しかし、実際の前提を考え直してみましょう。

まず第一に、化粧品を使用する「肌」は、「垢になる手前の死んだ細胞」です。

そして第二に、化粧品は薬機法上も作用が緩和であることが条件で、現在のところ成分の配合量などについても厳しい規制があります。

化粧品は薬品のような強い作用はありませんので「栄養の過剰・副作用」を前提に据えることも、また間違いです。

化粧品は毒でも薬でもない

基本的に化粧品は、「肌の仕事の補助」をするようなものに過ぎないのです。
もちろん「モノによってさまざま」ですが、「負担」になる可能性は低いものです。(そもそも「負担」という抽象的な表現も、実際何を指しているのかよくわかりませんが。)

肌断食でも治らないニキビの解決には

肌断食はある意味で消極的な美容法ですが、「過剰であったりマイナスになるスキンケアや美容治療のしすぎ」を止めることは、肌にとって悪いことではありません。

でも、それだけでニキビのくり返しが無くなり、肌がキレイに回復できるのかは、事後的に判断するしかありません。前提になる「本来の肌」には個人差や環境差、経緯の差があるからです。

もし、あなたが「様々な方法でもニキビが治らないし、でも全部やめて肌断食に取り組んでみても、肌がキレイにならない」とお悩みなら、まずはWEBカウンセリングからご相談ください。

何が余計なことで、何が必要なことかは、「その人の肌・その人の目標」によって変わります。これを調整するのことが、スキンケアの重要な役割です。

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2018年3月27日16:08 / 投稿者:kazuyuki terada