ニキビ治療(レチノイド類・ピーリング)と同時の脱毛は瘢痕リスク

ニキビ治療(レチノイド類・ピーリング)と同時の脱毛は瘢痕リスク?


たまにご相談のある「脱毛しても大丈夫?」の参考になる記事かと思います。

Doctor warns common acne medication mistake ‘can cause scarring’

脱毛とニキビ治療は相性が悪い?

記事で紹介されている英国の美容医療医師アネット・フィリップス氏によれば、「イソトレチノイン服用中は、脱毛ワックスを避けるべき」とのことです。

イソトレチノインで肌をもろい状態にしながら、ワックスやレーザーによる脱毛を行うことで、刺激や瘢痕、肌色の変化(色素沈着)のリスクがあるためです。

絶対ダメというわけではなく

ただし、レチノイド全般というわけではなく、アダパレンや過酸化ベンゾイル、レチノール化粧品といったものの全般がダメとは言い切れない、とも言及しています。

“現在イギリスで発行されているアダパレンおよび過酸化ベンゾイルのニキビジェルのリーフレットには、赤み、乾燥、スケール、焼けるような痛み、さらに重度の塗布部位による水ぶくれなどの火傷も報告されていますが、脱毛に関わる期間などの指定は無い” とし、薬の強度、肌のダメージを注意深く見守り、医師のアドバイスに従うよう説明しています。

イギリスの医師ですから当然ですが、基本的には英国のNHS(National Health Service – 国民保健サービス)が示す基準が目安となります。イソトレチノインと、その他でのリスクの差を伝えつつ、しかしバリアの損傷に関しては慎重に、ということですね。

“脱毛にワックス脱毛やレーザー治療は使わないでください”
イソトレチノイン(ロアキュテイン)

また、妊娠を避けるよう強調(催奇性リスク)もされています。

肌が弱い場合のニキビ治療

ニキビは「バリア層が毛穴をふさぎ、皮脂が出れず、菌で炎症」というプロセスが毛穴で生じた結果なので、これを治療するために「バリアの除去」が行われますが、肌の弱い場合などは、「バリア損傷で生じるトラブル」が伴う場合もあります。ニキビのくり返しも、バリア損傷とニキビ再発の循環の一つです。
(参照:「ターンオーバーの乱れ」とニキビの慢性化)

多くの場合、ニキビ自体が一時的で済みますので気にする必要がなく、治せば終わるケースが多いですが、ダメージに弱い肌に限れば、悪循環に陥ることが少なくありません。
これを避けるには「成熟したバリアのゆっくりした循環」を目的にするのも選択肢です。
まずはカウンセリングフォームからご相談ください。

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2026年10月8日12:00 / 投稿者:kazuyuki terada

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